2014年07月27日
グリンヴィラ#2 キャンプ場から海水浴への巻
2014.7.22〜2泊 ファミリーキャンプ
茨城県 大子広域公園グリンヴィラ

続きです。
2日目はキャンプ場から足を延ばして海へ行きます!
茨城県 大子広域公園グリンヴィラ

続きです。
2日目はキャンプ場から足を延ばして海へ行きます!
鳥のさえずりで6時前には起床。

日の出と共に気温がどんどん上昇していく。
パンの朝食の後、片付けをママに任せて、山猫は子供たちと遊具ゾーンへ出発だ。

グリンヴィラの有名なロング滑り台に挑戦だ。
いわゆるローラー滑り台なのでお尻が痛くなると思うのだが、注意書きには「下には何も敷かないで下さい」とある。
過去に事故でもあったのだろうか。
意を決して子供たちと悲鳴をあげながら滑り降りる。
確かに長い、そしてお尻は痛い…

滑り台を降り切ると、登りの階段までに色々なアスレチックがある。
山猫親子は律儀にすべてのアスレチックを制覇する。

最後のアスレチックの後ろに長〜い階段が姿を現す。
しばしの間3人で階段を呆然と眺める。
なんだ、これは…
我に帰った息子猫が、
「俺、もう戻る」と階段を駆け登りサイトに走って行った。
猫娘の顔を見ると、暑さで少し顔が赤らみ、鼻の頭に汗をかいている。
ええい…
階段が長すぎるのだ!
その後、我が家の子供たちが2度と滑り台に行こうと言わなかったのは、言うまでもない…
ヘロヘロになった親子だが、サイトの片付けを済ませて、2日目のお出掛けだ。
目的地は約50km離れた久慈浜海水浴場。

1:30ほどかけて海に到着する。
まあまあな距離だが、海のない埼玉県に住む山猫ファミリーにとっては、1:30で海水浴場に行けるのならば、なんでもないのだ!

夏の海を見て山猫が口ずさむのは、何故かTHE 真心ブラザーズ
SUMMER NUDE
神様さえ〜 油断する〜♩
地球の裏側で〜♩

僕ら今〜♩
はしゃぎ過ぎてる 夏の子供さ♩

胸と胸 絡まる指〜♩
ご覧よ〜♩
あの白い朝〜♩

今はただ〜♩
僕ら2人で 通り過ぎてく〜♩
そのすべてを見届けよう〜♩

この目の フィルムに焼こう〜♩
波が高く、少し怖かったが、初めて猫娘とプカプカ浮輪で波に揺られた時の、猫娘の驚きの笑顔が今も脳裏に焼き付いている。
そして、海の家のラーメンはなんであんなにうまいんだろう…
キャンプ場に戻りゆっくり温泉に浸かった後は、

管理棟前で販売されているかき氷を頂く。
コーラ味やマンゴー味など少し変わったかき氷もあり、なかなかだった。

夕飯はオードブルに生春巻。
今回、ミニテーブルだけで料理をしたわけだが、
「あたしはね、キッチンテーブルを持って来てくれないなら、2度とキャンプで料理はしないと宣言しておくよ」と山猫ママが悪態をつく。
どうやら座ったままでの料理は腰に負担がかかるようだ。
いつもならここで、少しでも家族にキャンプを好きになって欲しいと思っている山猫は、
「そうか、やっぱりテーブルは必要だったかな」などと媚びた返答をする。
だが今は違う。
やりたいキャンプスタイルはオープンタープ&ドームテントのシンプルキャンプと心に決めたのだ。
「いや、もうあのテーブルは持ってこない、うちはこのスタイルで行く事にしたんだ」と静かに、だが断固とした口調で返答した。
もう山猫は家族に媚びないのだ。
キャンプを始めてもうすぐ丸2年、今まで気を遣って、どうすれば家族みんながキャンプをもっと好きになってくれるか考えて来た。

でも、結局はママも子供たちも、2年前とさほどキャンプに対するテンションは変わらなかった。
もう、俺はやりたいようにやるんだ。
そう1人、心の中でつぶやいていた。
「じゃあ、せめてもう少し高さがあるテーブルにしてよ」とママ。

もちろん山猫は、今のミニテーブルを使い続けるつもりはなく、上のマスターバンブーテーブルに照準を合わせている。
マスターチェアで揃えた山猫ファミリーのリビングは、今のミニテーブル(高さ27cm)のロースタイルから、ラウンジスタイル(高さ40cm)へ移行することは既定路線なのだ!
「分かってる、それも俺にまかせてくれ」
山猫はこれも静かに答えるのだった…

生春巻とマスタードソーセージで満腹になり、1日運転と海水浴で疲れが出た山猫は、少しテントで横にならせてもらう。

時刻はまだ19時前後で、ようやくトワイライトゾーンに入ったところだが、メインの料理はとても食べられないくらいの眠気だったのだ。
家族がメイン料理を食べている声を聞きながら、小一時間ほど眠ってしまい、

目を覚ますと、あたりはもう夜だった。
せっかくの最後の夜をこのまま終わらせるわけにはいかないので焚火を始める。
夕飯後に歯磨きに行った家族は、今日もこのままテントに入り、寝てしまうのだろう。
いいんだ…
ファミリーキャンプに来たからって、家族で焚火を囲まなくったって、俺は全然構わないんだ…
バーボンロックを片手に、山猫は1人焚火を眺める。

そこへ眠くてグズグズになった猫娘を抱いた山猫ママが近づいてきた。
「ねぇ、やっぱりさ、素人のあたしが見ても、タープとテントがあってないのは分かるねw」と少し吹き出しながら話しかけてくる。
「・・・ なんだよ今さら、これでもサウスのテントは今回、すごくうまく張れてるんだぞ、サウスを舐めるなよw」
「分かるよ、サウスは悪くない、でもさ、今年の秋もグループキャンプあるんでしょ」
「うん、お前の身体が大丈夫なら一緒に行こうよ、キャンプもブログも同じ時期に始めた人たちなんだ、出来るだけその集まりには参加したいんだよ」
「じゃあそれまでにさ、あたしがテント買ってあげるよ」
・・・・・
・・・・・
いったい、何が起きているのかを山猫が把握出来ないうちに、
「でもさ、あたしもテント、一緒に選ぶからね! おやすみ」と告げてママがテントに去って行った。
「21時になりました、これより場内は6:30まで静寂時間にはいります、お静かにお過ごし下さい」
管理棟のアナウンスが流される。
いったい、何が起きてるんだ…
その後も呆然と焚火を眺めることしか出来ない山猫だった。
つづく…

日の出と共に気温がどんどん上昇していく。
パンの朝食の後、片付けをママに任せて、山猫は子供たちと遊具ゾーンへ出発だ。

グリンヴィラの有名なロング滑り台に挑戦だ。
いわゆるローラー滑り台なのでお尻が痛くなると思うのだが、注意書きには「下には何も敷かないで下さい」とある。
過去に事故でもあったのだろうか。
意を決して子供たちと悲鳴をあげながら滑り降りる。
確かに長い、そしてお尻は痛い…

滑り台を降り切ると、登りの階段までに色々なアスレチックがある。
山猫親子は律儀にすべてのアスレチックを制覇する。

最後のアスレチックの後ろに長〜い階段が姿を現す。
しばしの間3人で階段を呆然と眺める。
なんだ、これは…
我に帰った息子猫が、
「俺、もう戻る」と階段を駆け登りサイトに走って行った。
猫娘の顔を見ると、暑さで少し顔が赤らみ、鼻の頭に汗をかいている。
ええい…
階段が長すぎるのだ!
その後、我が家の子供たちが2度と滑り台に行こうと言わなかったのは、言うまでもない…
ヘロヘロになった親子だが、サイトの片付けを済ませて、2日目のお出掛けだ。
目的地は約50km離れた久慈浜海水浴場。

1:30ほどかけて海に到着する。
まあまあな距離だが、海のない埼玉県に住む山猫ファミリーにとっては、1:30で海水浴場に行けるのならば、なんでもないのだ!

夏の海を見て山猫が口ずさむのは、何故かTHE 真心ブラザーズ
SUMMER NUDE
神様さえ〜 油断する〜♩
地球の裏側で〜♩

僕ら今〜♩
はしゃぎ過ぎてる 夏の子供さ♩

胸と胸 絡まる指〜♩
ご覧よ〜♩
あの白い朝〜♩

今はただ〜♩
僕ら2人で 通り過ぎてく〜♩
そのすべてを見届けよう〜♩

この目の フィルムに焼こう〜♩
波が高く、少し怖かったが、初めて猫娘とプカプカ浮輪で波に揺られた時の、猫娘の驚きの笑顔が今も脳裏に焼き付いている。
そして、海の家のラーメンはなんであんなにうまいんだろう…
キャンプ場に戻りゆっくり温泉に浸かった後は、

管理棟前で販売されているかき氷を頂く。
コーラ味やマンゴー味など少し変わったかき氷もあり、なかなかだった。

夕飯はオードブルに生春巻。
今回、ミニテーブルだけで料理をしたわけだが、
「あたしはね、キッチンテーブルを持って来てくれないなら、2度とキャンプで料理はしないと宣言しておくよ」と山猫ママが悪態をつく。
どうやら座ったままでの料理は腰に負担がかかるようだ。
いつもならここで、少しでも家族にキャンプを好きになって欲しいと思っている山猫は、
「そうか、やっぱりテーブルは必要だったかな」などと媚びた返答をする。
だが今は違う。
やりたいキャンプスタイルはオープンタープ&ドームテントのシンプルキャンプと心に決めたのだ。
「いや、もうあのテーブルは持ってこない、うちはこのスタイルで行く事にしたんだ」と静かに、だが断固とした口調で返答した。
もう山猫は家族に媚びないのだ。
キャンプを始めてもうすぐ丸2年、今まで気を遣って、どうすれば家族みんながキャンプをもっと好きになってくれるか考えて来た。

でも、結局はママも子供たちも、2年前とさほどキャンプに対するテンションは変わらなかった。
もう、俺はやりたいようにやるんだ。
そう1人、心の中でつぶやいていた。
「じゃあ、せめてもう少し高さがあるテーブルにしてよ」とママ。


もちろん山猫は、今のミニテーブルを使い続けるつもりはなく、上のマスターバンブーテーブルに照準を合わせている。
マスターチェアで揃えた山猫ファミリーのリビングは、今のミニテーブル(高さ27cm)のロースタイルから、ラウンジスタイル(高さ40cm)へ移行することは既定路線なのだ!
「分かってる、それも俺にまかせてくれ」
山猫はこれも静かに答えるのだった…

生春巻とマスタードソーセージで満腹になり、1日運転と海水浴で疲れが出た山猫は、少しテントで横にならせてもらう。

時刻はまだ19時前後で、ようやくトワイライトゾーンに入ったところだが、メインの料理はとても食べられないくらいの眠気だったのだ。
家族がメイン料理を食べている声を聞きながら、小一時間ほど眠ってしまい、

目を覚ますと、あたりはもう夜だった。
せっかくの最後の夜をこのまま終わらせるわけにはいかないので焚火を始める。
夕飯後に歯磨きに行った家族は、今日もこのままテントに入り、寝てしまうのだろう。
いいんだ…
ファミリーキャンプに来たからって、家族で焚火を囲まなくったって、俺は全然構わないんだ…
バーボンロックを片手に、山猫は1人焚火を眺める。

そこへ眠くてグズグズになった猫娘を抱いた山猫ママが近づいてきた。
「ねぇ、やっぱりさ、素人のあたしが見ても、タープとテントがあってないのは分かるねw」と少し吹き出しながら話しかけてくる。
「・・・ なんだよ今さら、これでもサウスのテントは今回、すごくうまく張れてるんだぞ、サウスを舐めるなよw」
「分かるよ、サウスは悪くない、でもさ、今年の秋もグループキャンプあるんでしょ」
「うん、お前の身体が大丈夫なら一緒に行こうよ、キャンプもブログも同じ時期に始めた人たちなんだ、出来るだけその集まりには参加したいんだよ」
「じゃあそれまでにさ、あたしがテント買ってあげるよ」
・・・・・
・・・・・
いったい、何が起きているのかを山猫が把握出来ないうちに、
「でもさ、あたしもテント、一緒に選ぶからね! おやすみ」と告げてママがテントに去って行った。
「21時になりました、これより場内は6:30まで静寂時間にはいります、お静かにお過ごし下さい」
管理棟のアナウンスが流される。
いったい、何が起きてるんだ…
その後も呆然と焚火を眺めることしか出来ない山猫だった。
つづく…
Posted by 山猫 at 08:05│Comments(0)
│2014キャンプ物語
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