2014年04月16日
木のむらC#1 突然のキャンプ決行の巻
2014.4月某日〜 1泊
埼玉県都幾川町 木のむらC

最近、
「ちょっとコンビニ行ってくるわ」
的なノリでキャンプに行ってしまうわけですが、またまた平日のソロキャンプです。
埼玉県都幾川町 木のむらC

最近、
「ちょっとコンビニ行ってくるわ」
的なノリでキャンプに行ってしまうわけですが、またまた平日のソロキャンプです。
4月某日、深夜2時過ぎ、再び腰に激痛を感じ目を覚ます。
2〜3日前から怪しい痛みは感じていたが、この夜の痛みは決定的だった。
3月にも腰を痛めて休暇をとったばかりなのに、1月もたずに再発だ。
「これが腰に爆弾を抱えているということなのか…」
山猫ブログの友人には、腰に爆弾を抱えている方が決して少なくないとお聞きしている。
そして、まさか自分もその中の1人になるとは当然思っていなかった。
結局その後は一睡も出来ず、イエティのような呻き声をあげながら朝を迎えた。
寝ているのも、起き上がるのも辛い。
そんな状態なので、仕事は休みにして、診療時間開始と共に病院に駆け込み、
「お願いです、僕に注射をしてください!」
と訴える。
うんうん、そうですね、と医師は今回はレントゲンも撮らず、血液注射を施してくれた。
昼前には痛みが少し引いてくる。
うちで待っていた山猫ママに、
「なんだか俺、ポンコツになっちゃったなぁ…」と告げる。
「ポンコツなんかじゃないよ!そんな事パパに言う人がいたら許さないよw」となぜか少し噴き出しながら、ママが言ってくれる。
山猫は細かい事は気にしない事にして、
「週末も休まなかったし、今日と明日は仕事休むよ」
「うん、明日は誕生日なんだし、ゆっくり安静にして治したほうがいいよ」
そう、翌日は山猫の誕生日だったのだ。
確か、自分の誕生日にソロでキャンプに出かけた人がいたな…
山猫の脳裏に、そんな記憶が蘇る…
俺もキャンプに行ってもいいんじゃないか…
〜中略〜
想定外のキャンプ実現で興奮気味に向かったのは、自宅から最寄りのいつもの某キャンプ場だ。
買出しも済ませた後の到着は15時過ぎだった。
だが、いつものキャンプ場入口で山猫が目にしたのは、
私有地につき、無断の立入を禁止します
と看板が掲げられた車止めのゲートだった。
いったい、何が起きてるんだ…?
暫し呆然と佇むしかない山猫。
オーナーさん一家は、ちょっとそこまで出かけただけで、もう少し待っていれば、
「ああ、すいませんでした、今開けますからね〜」
と言いながら、ゲートを開けてくれるかもしれない。
でも、もしかしたら長期の旅行に出かけてしまったのかもしれず、今日は戻って来ないのかもしれない。
ジョウホウガ、フソクシテイマス…
いくら看板を眺めても、山猫の脳裏に返ってくるのは、その言葉だけだった…
神様は、「今日はキャンプ、やめておけ」と言っているのか…と少し弱気になるが、
ええい!まだ終わらんよ!
時刻は15:30を過ぎていた。
正味30分の間山猫は、呆然と辺りを見回したり、戸締まりされた管理棟のドアをノックしたりしていた事になる。
気を取り直し、スマホのグーグルMAPで最寄りのキャンプ場を検索すると、30分程の距離で行けるときがわ町 木のむらキャンプ場を発見。
「17:00までに来てくれれば入れますよ」と電話連絡を済ませる。

やっと画像w
「テントサイトはこの地図の奥になります、入口に車を停めてもらって構わないですから、そこから荷物を運んで下さい、一輪車をお貸ししてるのでよかったら使ってください」
「ありがとうございます、助かりました、おいくらですか?」
「テント1張¥2,000になります、それと入村料で¥400ですね」
「おぉ、安いですね、じゃお世話になります、あ、タープも張れますよね?」
「え…?えぇと、タープを張るとさらに¥2,000かかりますけど」
「・・・」
「・・・」
「今日はテントだけにしときますか?」
俺を誰だと思っているのだ…
雨の予報が無かろうが、陽射しが強い季節じゃなかろうが、そこにタープを張るスペースがあるならば山猫はヘキサを張る。
必要があるとかないとか、そういう問題ではなく、ヘキサタープを張るのがただ好きなだけなのだ!
(※その割にたいして張り方はうまくないが…それは違う問題なのだ)
「いえ、もちろんタープも張ります」
管理人さんが気の毒そうに山猫を眺めていたのは言うまでもない。
このキャンプ場は町営なのだろう。
管理人さん1人の裁量で、どうこうするわけにはいかないのだろうし、自慢じゃないが山猫はお金に関して、値切ったり、ごねたりするのが大の苦手なのである。
ヘキサを張らない山猫は、ただの猫だ…
お気に入りの台詞にも力が入らなかったが、黙って¥2,000を追加で支払った。
いいじゃないか、明日は誕生日なんだぞ、こんな日に大好きなタープを張らないわけにはいかないじゃないか
自分に言い聞かせながら、サイトに向かう山猫。
だが、山猫への試練はもう少しつづくのだった…
※字ばっかりですいませんm(_ _)m 本編では写真撮りました(^_^;)
2〜3日前から怪しい痛みは感じていたが、この夜の痛みは決定的だった。
3月にも腰を痛めて休暇をとったばかりなのに、1月もたずに再発だ。
「これが腰に爆弾を抱えているということなのか…」
山猫ブログの友人には、腰に爆弾を抱えている方が決して少なくないとお聞きしている。
そして、まさか自分もその中の1人になるとは当然思っていなかった。
結局その後は一睡も出来ず、イエティのような呻き声をあげながら朝を迎えた。
寝ているのも、起き上がるのも辛い。
そんな状態なので、仕事は休みにして、診療時間開始と共に病院に駆け込み、
「お願いです、僕に注射をしてください!」
と訴える。
うんうん、そうですね、と医師は今回はレントゲンも撮らず、血液注射を施してくれた。
昼前には痛みが少し引いてくる。
うちで待っていた山猫ママに、
「なんだか俺、ポンコツになっちゃったなぁ…」と告げる。
「ポンコツなんかじゃないよ!そんな事パパに言う人がいたら許さないよw」となぜか少し噴き出しながら、ママが言ってくれる。
山猫は細かい事は気にしない事にして、
「週末も休まなかったし、今日と明日は仕事休むよ」
「うん、明日は誕生日なんだし、ゆっくり安静にして治したほうがいいよ」
そう、翌日は山猫の誕生日だったのだ。
確か、自分の誕生日にソロでキャンプに出かけた人がいたな…
山猫の脳裏に、そんな記憶が蘇る…
俺もキャンプに行ってもいいんじゃないか…
〜中略〜
想定外のキャンプ実現で興奮気味に向かったのは、自宅から最寄りのいつもの某キャンプ場だ。
買出しも済ませた後の到着は15時過ぎだった。
だが、いつものキャンプ場入口で山猫が目にしたのは、
私有地につき、無断の立入を禁止します
と看板が掲げられた車止めのゲートだった。
いったい、何が起きてるんだ…?
暫し呆然と佇むしかない山猫。
オーナーさん一家は、ちょっとそこまで出かけただけで、もう少し待っていれば、
「ああ、すいませんでした、今開けますからね〜」
と言いながら、ゲートを開けてくれるかもしれない。
でも、もしかしたら長期の旅行に出かけてしまったのかもしれず、今日は戻って来ないのかもしれない。
ジョウホウガ、フソクシテイマス…
いくら看板を眺めても、山猫の脳裏に返ってくるのは、その言葉だけだった…
神様は、「今日はキャンプ、やめておけ」と言っているのか…と少し弱気になるが、
ええい!まだ終わらんよ!
時刻は15:30を過ぎていた。
正味30分の間山猫は、呆然と辺りを見回したり、戸締まりされた管理棟のドアをノックしたりしていた事になる。
気を取り直し、スマホのグーグルMAPで最寄りのキャンプ場を検索すると、30分程の距離で行けるときがわ町 木のむらキャンプ場を発見。
「17:00までに来てくれれば入れますよ」と電話連絡を済ませる。

やっと画像w
「テントサイトはこの地図の奥になります、入口に車を停めてもらって構わないですから、そこから荷物を運んで下さい、一輪車をお貸ししてるのでよかったら使ってください」
「ありがとうございます、助かりました、おいくらですか?」
「テント1張¥2,000になります、それと入村料で¥400ですね」
「おぉ、安いですね、じゃお世話になります、あ、タープも張れますよね?」
「え…?えぇと、タープを張るとさらに¥2,000かかりますけど」
「・・・」
「・・・」
「今日はテントだけにしときますか?」
俺を誰だと思っているのだ…
雨の予報が無かろうが、陽射しが強い季節じゃなかろうが、そこにタープを張るスペースがあるならば山猫はヘキサを張る。
必要があるとかないとか、そういう問題ではなく、ヘキサタープを張るのがただ好きなだけなのだ!
(※その割にたいして張り方はうまくないが…それは違う問題なのだ)
「いえ、もちろんタープも張ります」
管理人さんが気の毒そうに山猫を眺めていたのは言うまでもない。
このキャンプ場は町営なのだろう。
管理人さん1人の裁量で、どうこうするわけにはいかないのだろうし、自慢じゃないが山猫はお金に関して、値切ったり、ごねたりするのが大の苦手なのである。
ヘキサを張らない山猫は、ただの猫だ…
お気に入りの台詞にも力が入らなかったが、黙って¥2,000を追加で支払った。
いいじゃないか、明日は誕生日なんだぞ、こんな日に大好きなタープを張らないわけにはいかないじゃないか
自分に言い聞かせながら、サイトに向かう山猫。
だが、山猫への試練はもう少しつづくのだった…
※字ばっかりですいませんm(_ _)m 本編では写真撮りました(^_^;)
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