ナチュログ管理画面 アウトドア アウトドア 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 19人

2014年04月16日

木のむらC#1 突然のキャンプ決行の巻

2014.4月某日〜 1泊
埼玉県都幾川町 木のむらC



最近、

「ちょっとコンビニ行ってくるわ」

的なノリでキャンプに行ってしまうわけですが、またまた平日のソロキャンプです。



4月某日、深夜2時過ぎ、再び腰に激痛を感じ目を覚ます。

2〜3日前から怪しい痛みは感じていたが、この夜の痛みは決定的だった。

3月にも腰を痛めて休暇をとったばかりなのに、1月もたずに再発だ。


「これが腰に爆弾を抱えているということなのか…」


山猫ブログの友人には、腰に爆弾を抱えている方が決して少なくないとお聞きしている。

そして、まさか自分もその中の1人になるとは当然思っていなかった。



結局その後は一睡も出来ず、イエティのような呻き声をあげながら朝を迎えた。

寝ているのも、起き上がるのも辛い。

そんな状態なので、仕事は休みにして、診療時間開始と共に病院に駆け込み、

「お願いです、僕に注射をしてください!」

と訴える。


うんうん、そうですね、と医師は今回はレントゲンも撮らず、血液注射を施してくれた。



昼前には痛みが少し引いてくる。

うちで待っていた山猫ママに、

「なんだか俺、ポンコツになっちゃったなぁ…」と告げる。

「ポンコツなんかじゃないよ!そんな事パパに言う人がいたら許さないよw」となぜか少し噴き出しながら、ママが言ってくれる。

山猫は細かい事は気にしない事にして、

「週末も休まなかったし、今日と明日は仕事休むよ」

「うん、明日は誕生日なんだし、ゆっくり安静にして治したほうがいいよ」


そう、翌日は山猫の誕生日だったのだ。


確か、自分の誕生日にソロでキャンプに出かけた人がいたな…

山猫の脳裏に、そんな記憶が蘇る…

俺もキャンプに行ってもいいんじゃないか…



〜中略〜



想定外のキャンプ実現で興奮気味に向かったのは、自宅から最寄りのいつもの某キャンプ場だ。

買出しも済ませた後の到着は15時過ぎだった。



だが、いつものキャンプ場入口で山猫が目にしたのは、



私有地につき、無断の立入を禁止します



と看板が掲げられた車止めのゲートだった。





いったい、何が起きてるんだ…?





暫し呆然と佇むしかない山猫。


オーナーさん一家は、ちょっとそこまで出かけただけで、もう少し待っていれば、

「ああ、すいませんでした、今開けますからね〜」

と言いながら、ゲートを開けてくれるかもしれない。

でも、もしかしたら長期の旅行に出かけてしまったのかもしれず、今日は戻って来ないのかもしれない。



ジョウホウガ、フソクシテイマス…



いくら看板を眺めても、山猫の脳裏に返ってくるのは、その言葉だけだった…



神様は、「今日はキャンプ、やめておけ」と言っているのか…と少し弱気になるが、



ええい!まだ終わらんよ!



時刻は15:30を過ぎていた。
正味30分の間山猫は、呆然と辺りを見回したり、戸締まりされた管理棟のドアをノックしたりしていた事になる。

気を取り直し、スマホのグーグルMAPで最寄りのキャンプ場を検索すると、30分程の距離で行けるときがわ町 木のむらキャンプ場を発見。


「17:00までに来てくれれば入れますよ」と電話連絡を済ませる。





やっと画像w



「テントサイトはこの地図の奥になります、入口に車を停めてもらって構わないですから、そこから荷物を運んで下さい、一輪車をお貸ししてるのでよかったら使ってください」

「ありがとうございます、助かりました、おいくらですか?」

「テント1張¥2,000になります、それと入村料で¥400ですね」

「おぉ、安いですね、じゃお世話になります、あ、タープも張れますよね?」

「え…?えぇと、タープを張るとさらに¥2,000かかりますけど」

「・・・」

「・・・」

「今日はテントだけにしときますか?」



俺を誰だと思っているのだ…



雨の予報が無かろうが、陽射しが強い季節じゃなかろうが、そこにタープを張るスペースがあるならば山猫はヘキサを張る。

必要があるとかないとか、そういう問題ではなく、ヘキサタープを張るのがただ好きなだけなのだ!
(※その割にたいして張り方はうまくないが…それは違う問題なのだ)


「いえ、もちろんタープも張ります」


管理人さんが気の毒そうに山猫を眺めていたのは言うまでもない。


このキャンプ場は町営なのだろう。

管理人さん1人の裁量で、どうこうするわけにはいかないのだろうし、自慢じゃないが山猫はお金に関して、値切ったり、ごねたりするのが大の苦手なのである。



ヘキサを張らない山猫は、ただの猫だ…



お気に入りの台詞にも力が入らなかったが、黙って¥2,000を追加で支払った。


いいじゃないか、明日は誕生日なんだぞ、こんな日に大好きなタープを張らないわけにはいかないじゃないか


自分に言い聞かせながら、サイトに向かう山猫。


だが、山猫への試練はもう少しつづくのだった…

※字ばっかりですいませんm(_ _)m 本編では写真撮りました(^_^;)





同じカテゴリー(2014キャンプ物語)の記事画像
CAZU#3 白鷺が棲む河の巻
CAZU#2  凍える夜と暖かいハートの巻
CAZU#1  オヤジソロ忘年会
ベランダC 父娘で0℃に挑戦の巻
秋の陣 最終章  夫婦の笑顔  子供の笑顔の巻
秋の陣#4  テントの影とカンクンの海の巻
同じカテゴリー(2014キャンプ物語)の記事
 CAZU#3 白鷺が棲む河の巻 (2015-01-03 09:51)
 CAZU#2 凍える夜と暖かいハートの巻 (2015-01-02 22:59)
 CAZU#1 オヤジソロ忘年会"冬の陣"の巻 (2015-01-01 17:45)
 ベランダC 父娘で0℃に挑戦の巻 (2014-12-16 08:21)
 秋の陣 最終章 夫婦の笑顔 子供の笑顔の巻 (2014-11-16 23:41)
 秋の陣#4 テントの影とカンクンの海の巻 (2014-11-14 10:47)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
木のむらC#1 突然のキャンプ決行の巻
    コメント(0)