ナチュログ管理画面 アウトドア アウトドア 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 18人

2015年10月15日

改訂版火器ランキングと一酸化炭素の危険

2015年現在の我家のキャンプ火器ランキングです。


キャンプを始めた頃とは、使い方も考え方も少しずつですが変わってきました。
これからキャンプを始める方や、始めたばかりの方にお勧めするのなら、また違ったランキングになるのかも知れませんが、とりあえず山猫キャンプのレギュラー陣の話しです。
※火器の話しですがランタンは含んでいません。

そしていよいよ冬キャンプ。
暖房を持参してのキャンプの季節の始まりですが、一酸化炭素中毒には本当に気をつけましょう。






1位 ユニフレーム ファイアグリル


炭火BBQも焚火もできる焚火台“ファイアグリル”が火器の中では現在の山猫キャンプNo.1。

BBQはもちろん、お湯を沸かしたりご飯を炊いたりするのもこれ1台ですべて出来る(これじゃなくても出来るものはありますが)。

肉を焼くだけではなく、鍋を炭火で温めてみたり、薪を少し足して火力を上げてお湯を沸騰させたり、もちろん夜の焚火を楽しんだり。
今のところこれさえあれば他の火器は必要ないと言ってもいいくらい、キャンプを楽しませてくれる道具である。

キャンプを始めたらぜひ、一度くらいは炭火と薪だけで過ごしてみることもお勧めしたい。
手間はかかるけれど、そこには間違いなくゆっくり流れる時間とロマンがあるはずだ(面倒だからやめてしまう人もいるようなので、あくまでもとことん個人的な意見です(^_^;)


2位 コールマンスポーツスターⅡ 508A


いわゆるシングルバーナー。
急速にお湯を沸かしたい時(たとえば朝一番に目覚めの珈琲を飲みたい時とか)などは、のんびり炭をおこすよりも、バーナーがやはり格段に便利だ。

過去2度の大戦中の頃から使われているというコールマンのこのシングルバーナーは、その長い歴史の洗礼を受けてなお定番の看板を下ろしていない超ロングセラー。

故障が少なくほとんどメンテナンスがいらない(山猫はメンテ的な事をしたことがない)。
ホワイトガソリン使用で氷点下でもプレヒートなどの手間を必要とせず点火できる。
さらに付属の部品(遠赤ヒーターアタッチメントなど)を用いることで、簡易的な暖房器具にさえなるという優れものだ。
※ただし屋外用の火器なので一酸化炭素はきっちり出ます。閉ざされた空間での使用はとても危険です。

今はファミリーキャンプでもソロキャンプでも、ファイアグリルと508Aの2つしかキャンプには持って行かない。
この2つで大概の状況には対応出来ると思う


3位 カセットコンロ


初代の風まるくんが壊れ、今は2代目のカセットガスコンロを持っている。

山猫ママでもお手軽に使えることで、ファミリーキャンプでは必ず持って行くことを強制されていた。

ポンピングなどの作業も要らず、屋内用であれば一酸化炭素の発生も少なめで(それでも注意は必要)、自宅でも鍋料理の時などに使えるので買って損はないだろう。

だが、2015年の1月から冬もファミリーキャンプをやるようになった山猫ファミリーは、気温0℃前後の寒さではとろ火にしかならないカセットガスを体験して以来、キャンプのレギュラーからはずしている。

寒い時でも使えるパワーガスなどもあるが、とりあえず2位にあげたホワイトガソリン使用の508Aがあれば他は必要ないだろうという結論になったのである。


4位 七輪


焼く・煮る・炊くと調理に関してはほとんどの事をカバーでき、しかも珪藻土効果とその形状から少ない炭でも長時間の高火力を維持するお得で可愛いやつ

焚火はしないと決めた真夏のキャンプでは、1位のファイアグリルを家に置いて、持参するのは七輪だけというキャンプもあった。
それくらいに山猫は七輪を評価している。

だが七輪は暖房としては非力だ(あくまでも個人的な意見として)。
気温が10℃前後なら七輪の炭火暖房でも、そばにいればそこそこ暖かいが、鍋などを置いてしまえばもはや熱は外に広がらない。

また炭火は一酸化炭素を出すので屋内はもちろん、密閉されたテントやスクリーンタープ的なものの中でもかなり危険である。


さて、この一酸化炭素中毒による事故は、今でも毎年のように悲しい事故を起こしている。


山猫もキャンプを始めた頃、どれくらい換気をすればシェルターの中で炭火を使えるのかと思い、色々試したことがある。

結果は、ほとんどフルオープンの状態でも一酸化炭素警報機は反応した。
天井のベンチレーションをオープンにしてサイドをメッシュにした程度では5分もたたずに警報機のアラームが鳴り響いた

ネットでも調べてみたが、自宅のリビングでキッチンの換気扇を回していても、一酸化炭素は計測されるそうだ。

どうやっても外で使う以外、炭火は危険なのだという結論だった。

〜こんな感じでやってみたけど大丈夫でした〜
〜これだけ換気してれば警報機も鳴りませんでした、でも自己責任ですよ〜

などという情報もたまに見ることがあるけれど、駄目だと思います、とても危険です!


ちなみに山猫は、たまにテントの前室で508Aを点火して暖をとったりしてしまうが、これも危険だ。

フライをクローズした状態でベンチレーションオープン、インナーは両面入口をメッシュにしても、警報機は鳴り響く。
フライの入口をオープンにして初めてアラームは鳴らないが数値は耐えず計測される。

どこまでも一時的な使用でどどめるべきで、暖まったら消すべきなのだ。
点灯したまま寝てしまったら、結果として大丈夫な事があっても、それはたまたま運が良かっただけだと考えるべきだと思う。

そして一酸化炭素中毒は、大人よりも子供の方が耐性が低いらしい。
大人は大丈夫でも子供だけが事故にあうことが十分考えられるのだ。


「山猫さんが、一番危なそうですよ」と言われたこともある山猫が、偉そうに書けた義理もないけれど、自分への戒めも込めて。

これからも楽しいキャンプを目指します(^^)





同じカテゴリー(火器(コンロ等))の記事画像
キャンプの暖房・七輪と一酸化炭素
我が家の火器ランキング
同じカテゴリー(火器(コンロ等))の記事
 キャンプの暖房・七輪と一酸化炭素 (2013-11-14 18:02)
 我が家の火器ランキング (2013-04-15 00:00)

この記事へのコメント
ご無沙汰しております。

どういう形であれそれなりのリスクはつきものという事ですね。
火を使っている時点で火事の可能性もありますし。

先日も痛ましい事故がありましたしね。
せっかくの楽しいアウトドアが悲しい思い出にならぬように今一度、
気を引き締めたいと思います。

我家は薪ストがありますが、使える季節が限られてきますから、
1位はやはりWGストーブ502Aになりますかね~

いろいろとご心配をおかけしましたが、もうすぐ復帰出来そうです(^^ゞ
Posted by quattro44quattro44 at 2015年10月16日 06:44
おはようございます。
ツートップは一緒です。
一時期マーベラスがほしくなった時もありましたが、手間が手間でなく行為が楽しいので。
暗闇で仄かに灯る紅い炭。
なぜか落ち着きます。
もうファイアグリルなしにキャンプできないです(汗

しかし換気には気を付けなきゃですよね。
換気だけでなく素材から幕内で熱を使うのはスゴく怖いです。
お外で寒さと焚き火を楽しんで早寝早起きで日を愛でるこれがいいのかもしれませんね~
Posted by itau26itau26 at 2015年10月16日 08:47
おひさしぶりでーす!!

青森の家庭ではもう暖房モードに切り替わってます(笑)
寒いですよ~(^∇^;)さぶっ!

あまり寒い時期にキャンプしてないので、まったく火器の知識はないのですが、
朝晩、ちょっと幕内が冷え込んだ時に、ツーバーナーで、温めたことがあります。
もちろん、そばにつきっきりでしたが(汗)

目に見えるものじゃないから、それはそれは恐ろしいものだと思ってます。。。
大人、子供関係ないですもんね~(T_T)

間違いのない火器使用で、冬キャンしてみたいな~(笑)
Posted by ひなたパパひなたパパ at 2015年10月16日 09:18
こんにちは

焚火とカセットコンロは便利ですね。

七輪もこれからの季節は重宝しますね。
Posted by ※※の見習い※※の見習い at 2015年10月16日 11:41
クワトロさん

お久しぶりです(^^)
そのHNでのコメント見るとちょっと懐かしい思いがしてしまいましたw

キャンプでの火器は、仰る通り、あんまり厳しく神経質になると、最後は「テントも人もいない所だけで火を使え!」とかの結露になりそうな気すらしますねw
気をつけて、でも楽しくでやりたいもんです(^^)

リハビリキャンプも実施されたようで何よりです。
何だか大物も新規導入したようでw
私はデリカシーとは程遠い性格なんで、コメントなどお邪魔してませんでしたが、キャンプレポが始まったらコメ欄に乱入しようと企んでました。
本格復活近し!ですね。楽しみにしてますよ!(でもレポをあまりにも刻んだら斜め読みしますからねw)
Posted by 山猫山猫 at 2015年10月16日 13:57
itauさん

なんとなくitauさんは分かってくれる気がしましたよ(^^)
不動の2トップ?お互い使い倒して行きましょう!
(マーベラスは確かに高性能で便利みたいですね、と言ってみるw)

私も同じ感覚で、テントみたいなビニールの素材に囲まれて火を使うのが落ち着かないタイプなんで仰る意味がよく分かります。
それとitauさんのレポで見た突然の強風と幕の倒壊…
あのレポ見て、私は幕内では火やストーブは使わないと決めました。
石油ストーブや薪ストーブを使う方を否定してる訳じゃないんですけど…言い方が難しいですねー(>_<)
あ、でもヘキサの下ではたまに焚火しちゃうけど(^_^;)

そーですね!寒い時は厚着とガッツと焚火で乗り切りましょう!w
Posted by 山猫山猫 at 2015年10月16日 14:12
ひなたパパさん

お久しぶりです!(^^)
しれーっとブログ再開しておりました。またよろしくです!

そちらだと今月中には冬タイヤにしとかないといけない季節ですもんねー。
私も秋田に住んでた頃の地吹雪のような初雪を今でも鮮明に思い出せますw

換気は大事ですよね。
初めの頃のビビってた頃ならまだ大丈夫かも知れないけど、少しキャンプに慣れてきたなと過信を始めた自分に言い聞かせるレポでした。

寒くてもお互い頑張ってキャンプ行きましょー(^-^)/
Posted by 山猫山猫 at 2015年10月16日 14:19
見習いさん

お?シングルバーナーは使わない派ですかね。
それとも508A否定派?

お互い、好きなものを使いましょう。
Posted by 山猫山猫 at 2015年10月16日 14:25
こんばんわ!

レポを拝見して、
幕内で警報器をピーピーさせていた頃の
冬の寒さのドキドキを思い出して
なんだかとっても楽しくなりました(^^)

もうすぐ焚き火が美味しいさむぅい冬!ですね~(^^)v
Posted by Flag at 2015年10月16日 17:50
Flagさん

確かに、ピーピー言わせてた頃は楽しかったですね(^^)
※かなちゃんにはうるさがられてたようだけど(^_^;)

今シーズンのFlagさんはMSRで引きこもり?それともエルフィールドで凍える焚火?
またまた楽しい季節がやってきますねー(^-^)/
Posted by 山猫山猫 at 2015年10月16日 20:08
こんばんは〜

シチリニストの山猫さん、七輪が、、、、

コールマンのWGのバーナーなんですが
鍋のっけも可能ですか?
WGの消費量は?

バーナー、山用のならOD缶用があるんですが、鍋を載っけるのにはムリだし、寒い時の火力がCB缶ではねぇ
WG対応の火器がないので、悩んでるんですよ
Posted by kazuurakazuura at 2015年10月17日 18:55
かずうらさん

私のお気に入りの七輪が、悲しい事故のせいでどんどんイメージが悪くなるのが哀しくて…のこのレポです(>_<)

508Aは大きい鍋を載せるには不安な五徳ですね。
結局別でシングルバーナー用の五徳台を併用してます。
どっちも地面に置いて使えるのでテーブルスペースが空くのもお気に入りなんです(^^)

508Aは500mlのWGで全開の使用で2〜3時間だったかな。
それが燃費が良いのか悪いのかは勉強不足で分かりません(^_^;)
私はメインの火が炭火なんで、1度給油したらキャンプ3回くらいはもつイメージですかね…(てけとーです(>_<)

逆に私はCB缶とかの知識がまったくないので、いつか教えて下さい(^-^)/
Posted by 山猫山猫 at 2015年10月17日 22:50
こんばんは

私はオプティマスですよ~。
緑のやつです。
Posted by ※※の見習い※※の見習い at 2015年10月17日 23:40
見習いさん
お互い自分の好きなの使えばいいですね。
Posted by 山猫山猫 at 2015年10月18日 07:02
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
改訂版火器ランキングと一酸化炭素の危険
    コメント(14)