サンタヒルズ#1 サンタと座椅子がテーマのキャンプ

山猫

2015年12月08日 23:54

2015年12月上旬 父娘キャンプ
栃木県那珂川町 サンタヒルズAC

今シーズンの冬キャンプ第1弾は猫娘とデュオで栃木県のサンタヒルズさんに行ってきました。

夏頃から2人で計画していたクリスマスをテーマにしたキャンプがようやく実現です。




12月と言えばクリスマス。

キャンプを始めて以来、ディズニーランドに行く事もなくなってしまった山猫ファミリーだが、やはりこの時期はクリスマスムードに浸ってみたい。

そんな妄想をぼんやりと続けてきた結果、キャンプ場ガイドを眺めながら猫娘と相談して決定したのは、

サンタクロースをテーマにしたキャンプ場
サンタヒルズ
さん


我家からは約140kmと1泊では少し遠い距離だが、無事に休みも取れたので猫娘と2人で出発だ。(ちなみに息子猫は部活、山猫ママはお守りの留守番である)


管理棟前のキャンプバスから青い空を眺める。
天気予報も悪くなく、気温もまだそれほど下がらない見込み。

猫娘と2人、すっかりクリスマスモードの脳内妄想で到着したので、きっと場内にはジングルベル♩が流れ、サンタやトナカイに変装したスタッフが「こんにちは〜」と笑いながら出迎えてくれて、受付の係の人はサンタの格好で「メリークリスマス!」と挨拶をしてくれるんだと、少しだけ、ほんの少しだけ淡い期待も抱いていたが、もちろんそんな演出はなかった。

ここはキャンプ場なのだ。

受付で説明を聞き、まず向かうのは、

サンタクロースの家。
中を見学できる施設だが、要は大型のコテージなので見学は15時まで。


山猫親子の脳内では、煙突からはもくもくと煙が立ち昇り、庭にはトナカイが繋がれ、赤鼻のトナカイ♩がどこからか流れてくる、そんなメルヘンなサンタの家を妄想してきたが、もちろんそういう演出はない。

ここはコテージなのだ。

「これがサンタさんの家?」
「そうみたいだね。とりあえず入ってみよう」と猫娘と2人で中へ。


リビングには暖炉があり、本当に使える仕様になっている。

トナカイのソリや、サンタの小物なども中に展示されており、同時にキッチンやトイレ・バス、大きなベッドなどの宿泊機能も備わっていた。

山猫親子の脳内では…(ってもういいですよね(^_^;)
この日も予約で埋まっているようで、およそ20人ほどが宿泊できる人気の施設なようだ。


そのまま場内をざっと散策する。

キャンプ場のヒュウガくん。
とても怖がりな性格だそうで、人が近づくと全力で吠える。

猫娘と2人、しばらく名前を呼びながら笑顔で話しかけてみたが、どうやら簡単には懐いてくれないようだ。


場内のハンモック広場。


暖かい季節の天気の良い日なら、子供たちの憩いの場所になるだろうが、今は冬である。
長居は出来ない。


すべり台やブランコもあるこどもの秘密基地。


コテージゾーン。
ここは夜になると何色ものイルミネーションで飾られる。

サンタヒルズさんはどうやら、キャンプよりもこれらのメルヘンなコテージの方が人気のようだ。


コテージゾーンの近くの林間サイト。
雰囲気は良いが、自然の地形を利用したサイトなので、レイアウトにはなかなかやりがいがありそうだ。

コテージに隣接しているので、もしかしたらサイトからイルミネーションで飾られた景色を眺めてキャンプが出来るのかも知れない。(未確認です…)


ざっと見学を終え、こじんまりした場内にそれほど危険な遊具も無さそうなので、小3の猫娘は放牧出来る事を確認してサイトに戻った。


我家が指定されたのは広々サイトと呼ばれるW1(電源あり)。


8×9m程度の広さに車も停めて設営する。
サイトの形状から今回初めてTの字連結。


4Sドームの前室ルーフにうまいことタープが被さってくれた。

だがこの連結が成功しているかどうかは雨が降らないと明らかにならない。
雨が降っても連結部分に水が溜まらなければこの連結はアリだ。

でも今回は雨の予報はない。
それはそれで良いだろう。


この冬も山猫サイトのリビングは焚火のみを暖房とする予定。

冬キャンプは平地(標高が高くない場所)で、凍結や積雪のリスクがなく、最低気温も-5°C程度までの場所を想定しているので、おそらく今年もこれで充分だろう。

タープの下に居ると多少は風を防げるのでリビングは常時タープの下。
その為にヘキサに防炎シートをビルトインしたのだ。

〜ここから余談〜
冬キャンプの暖房装備は、テントの中はもちろんだが、さらにリビングをどうするかがポイントだと思う。

0°C前後まで冷え込んだ外で、焚火だけを暖房にしてディナーが出来るかどうかを考えると分かりやすいのではないか。
ファミリーキャンプを計画しているならば、まずはお父さんが試してみたら良いと思う。

お父さんが無理だと判断すれば、奥さんもお子さんにも無理をさせてはいけないだろう。
その場合は、シェルターにストーブなどの暖房で暖かいディナーができる工夫が必要になる。

でも山猫は、-5°C程度までなら焚火だけで気持ちいいじゃないか、と思ってしまった口なのだ。
そんな我家は今年の年初、ついにファミリーで冬キャンプを楽しめた(※レポはこちら)

「キャンプって、外でごはん食べるから楽しいんでしょ?テントの中に入って食べるならわざわざ寒い冬にキャンプなんか行かない」と断言していた山猫ママは、今シーズンもオープンタープの冬キャンプに行きたいと言ってくれている。(冬キャンプに着いてきてくれない奥様は、もしかしたら冬でも外でごはんを食べたいと思っているかも知れません…え?ないですかw)

※もちろん、幕の中に引きこもる冬キャンプが楽しいのも分かっています(^^) これらはあくまでも山猫ファミリーの事例ですm(__)m


さて、さらに余談が続くが、あまりにも昨シーズンからキャンプの装備が同じ過ぎてつまらないので、

ホンマのレジャーカマドというものをかなり本気で検討した。

これならタープの下でも火の粉は上に飛びにくいし、薪ストーブの様に煙突の固定などの作業も必要無さそうなので山猫でも扱えると思ったのだ。

だが風が吹き抜ける0°C前後の環境での暖房はやはり焚火が最強だと聞き、また薪で煮炊きもしてやろうと思っていたが、それならばこんな大きな物を持って来なくても炭火の七輪で良いかな、と思い直した。
※レジャーカマドをお使いになっている方がいたらレビューお待ちしておりますm(__)m


じゃあ、今年こそ冬シュラフを買うかなと思い、

コールマンコルネット/-5あたり(真ん中の黄色)に目星を付けていた。
※シュラフの考察レポはこちら

昨年狙っていたwild-1のコンセプトシリーズはどうやら再販されなかった様で見当たらなかったのだ。

だが、
「息子猫の部活もあるし、これから後何回家族で冬キャンプが出来るって言うの?電源サイトなら今のシュラフで大丈夫だったじゃない」と山猫ママからひと睨み。

「そうだな…俺はただ、マミー型の冬用シュラフというものを、どんなものなのか1度使ってみたかっただけなんだ…ホントにそれだけなんだ…別に必要でもないよな」と自分に言い聞かせるように山猫はつぶやいた。

今年もシュラフインシュラフを継続だ…


だが、それではあまりにも昨シーズンと同じ過ぎる装備じゃないか!と思い、導入したのが、

ロゴス グランドチェア。
いわゆる座椅子である。

タープの下の焚火リビングは、強い風が吹くと無力になる。
そんな強風の時、山猫ファミリーはテントの中に引きこもる戦略を取っている。

電源サイトで電気毛布にセラミックファンヒーター、ミニテーブルにDVDプレーヤー、そしてコーラにポップコーンと来たら、やはり座椅子は必要だろう。当然だ。

ちなみにこの日、猫娘はベイマックス、山猫は小林薫の深夜食堂のDVDをレンタルして来ている。


夜につづく…


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