学校橋河原:ソロで偵察キャンプ

山猫

2015年10月24日 12:20

2015.10.3〜4 ソロキャンプ1泊
埼玉県嵐山町 学校橋河原


10月はファミリーキャンプが出来ないと判明。
それならばと、お父さんである山猫はパワー充電のためにソロキャンプに出かけます。


もし10月に家族でキャンプに行けたら、富士山を見に行くキャンプを考えていた。
せっかく関東に住んでいるのだから、年に1度くらいは富士を眺めるキャンプをしたいと思うのは自然な事だろう。

だが10月も息子猫の部活に休みはなく、おまけに中間テストも控えている事が判明した。


ということで、1人で向かうのは我家から近場で予約不要のキャンプ救世主“学校橋河原”。

「あたしは息子を置いてキャンプには行けない。だからあたしは富士山を見れない。当然パパも、富士山を見てはいけない」

「だよね〜…分かったよ。河原に行ってくるよ」

山猫ママとそんな会話を交わしてのソロキャンプだ。
ちなみに猫娘には、
「富士山じゃないならあたしもパス」と言われている。

いいのだ。お父さんはたまには1人きりになることが必要なんだ。
そう自分に言い聞かせて、月の最初の週末、土曜の午前に残務を片付け、昼過ぎから出発した。



設営を終えると既に日は沈み始める時間。
この日はいい天気で空がとても気持ちいい。(今回も写真は全編スマホ撮影でお送りします。それが何か?ちなみに今週やっとスマホ変えました(^^) 今まで頑張ってくれたi-phone4よ、ありがとう)

もし混んでいても、夕方から行けば日帰りの方が撤収するだろうと踏んでいた。

到着してみると、水場の周りにはキャンピングカーの集まりがあったようで満員。
キャンパーさんも何組か入っていて、土手の上のスペースは空いていなかった。

ここは人気なんだなぁと思いながらも、そもそも土手の上に張るつもりはなかったので、まったく問題なく山猫は河原へ侵入する。
河原は20m程の間隔で、10組ほどの方がキャンプまたはデイキャンプを楽しんでいた。


すいているけれど、これくらい人が居てくれれば、もし家族や父娘で来ても怖くはなさそうだ。

【山猫メモ】
この時期の学校橋河原は、静かにのんびりキャンプができる(でもこの時期はできれば富士山を見たい…)

偵察任務完了である。


綺麗な夕焼けの後にトワイライトゾーンをソロで満喫。

ここで山猫は、薪を買って来るのを忘れた事を思い出す。
この季節の夜はやはり焚火が欲しい。

ダメもとでブロ友さんにメールをして見るが、お一人は、
「今、富士山にいるんですよー」
もうお一方は、
「薪がないなんて大事件じゃないですか!赤帽で送りましょうか?ってことで出撃不能です」と返事が返って来た。(当然である。世の中の人が皆、山猫の為に生きている訳ではないのだ…お騒がせしました(^_^;)

薪を持ってきてくれる人の当てもなくなったので、受付の係の人にやはりダメもとで聞いて見ると、たまたまこの日、廃材を少しだけ持って来ているので使ってくれと言ってくれる。
捨てる神あれば拾う神ありだ。
ありがたく使わせて頂いた。



今回のキャンプの目的のひとつ、タコのアヒージョを作る。

クッカーセットのフライパンで挑戦だが、タコに火が通りすぎてはいけないらしい。
材料はうちでカットして来ていたので順番に食材をぶち込んでいくだけだ。

結果は、塩とオリーブオイルだけなのになんでこんなに旨いんだろうと思える出来だった。(今回も無事にタウリン補給完了だ)

アヒージョの後に焼き鳥を食べると満腹になり、持参したバゲットは食べずに夕飯終了。


バーボンと廃材の焚火の夜を開始。

頂いた廃材は大きさが七輪にちょうど良かったので七輪で焚火。
この時期は日中はTシャツでもまだ大丈夫だが、夜は20℃を下回ってくる。
長袖のパーカーを羽織って過ごした。

この日は朝5時前から起きていたので21時前には眠くなりテントへ。
持ってきた小説を読もうと広げると、ツーリングドームSTのインナーにはランタンをぶら下げるフックが5箇所もあることに初めて気付いた。
今やホームセンターでも売られているお手軽テントのSTだが、その性能は必要にして十分だ。

コットを広げた頭の方にランタンをぶら下げ、本を広げた所までは覚えている…




朝はやはり5時過ぎに起床。

夕焼けも綺麗だったが、朝焼けも素晴らしい。


テントから這い出ると、大型犬を連れて河原をのんびり散歩されている方が視界に入る。

朝焼けをバックに大型犬と散歩。
とても素敵な光景だった(もちろん写真はない)。


朝焚火。


朝珈琲。


日が登ると気温は一気に上昇していく。

8時の集金でまた¥400を払い(泊まりキャンプだと合計¥800になる)、係の人とまた少し話しをする(ソロだとやはり、少し人恋しいのだ)

冬期はここはどうなるんですか?と質問すると、
「冬は営業してません。でも閉鎖するわけじゃないんで河原に入ることは出来ます」
「それはつまり、無料開放という事ですか」
「そういう事ですね。ただトイレットペーパーなどは補充されません」

この情報が聞けただけでも、今回のキャンプは大収穫である。


勢いで始めたこのキャンプブログだが、一時はブログを書く事など忘れて、純粋に自分だけの楽しみとしてキャンプをしたいと思った。
でも自分がキャンプの計画を立てる時、誰かしらのキャンプブログを毎回参考にさせてもらっていることにも気付いた。

山猫は詳細な施設紹介などは不得意なので出来ないが、そのキャンプ場の自分が知りたかったポイントを記すことくらいなら何とか出来る。
それは後日、自分の為に役立つし、どなたかのキャンプの計画に、多少なりとも参考になるのかも知れない。(ならないのかも知れない。そこまでは責任を持てない)
今も山猫が、多くの方のキャンプブログを参考にさせてもらっているように。

「やっぱりキャンプに行ったら、とりあえずブログに書こうかな」と考えていた。
多分もう、自分はブログの為にキャンプをしているのではないか、などとは考えないはずだし、飽きたらやめればいいのだ。


そんな事を考えながら撤収作業をのんびり開始。
車も幕も夜露でびっしょりだ。

ヘキサを張っていなければ、荷物もびしょ濡れになっているのだろう。
テントの中にすべてしまえる程度まで装備を絞ればいいのだろうが、まだそこまで山猫は荷物を減らせないのだ。

いや、たとえ荷物を減らせても…

ヘキサを張らない山猫は、ただの猫だ
にゃあ〜(=^x^=)


お気に入りのフレーズを河原に向かってつぶやいた。



幕の乾燥をしながら撤収が終わったのはちょうど10時だった。

帰りは254沿いにある小江戸はつかり温泉でさっぱりしてから帰宅。

特にテーマもなく(富士山も見れず)、月も変わってとりあえず来てみたキャンプだったが、結果的にはとても気持ちいいキャンプになった。

そしてお父さんである山猫は、すっかりパワー充電が完了していることを確認できたキャンプになった。


おわり…


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