9月の道志の森:パラサイトキャンプ

山猫

2015年10月18日 07:34

2015.9月上旬 ソロキャンプ
道志村 道志の森C


9月の2度目のキャンプは、ソロでFlagさんとご一緒したキャンプでした。
そしてFlagさんのソロ用新幕の初張りにお供するキャンプ。
山猫的には初のパラサイトキャンプでした。




9月のシルバーウィークの連休前に、
「そろそろご一緒しませんか」とキャンプ友達のFlagさんをお誘いして、道志の森へ。


昨年の初訪問で、管理棟からあまり離れると、トイレも水場もワイルドになると学んでいたので、今回は綺麗なトイレの近くに目処をつけた。(Flagさんは暗闇のワイルドなトイレが苦手なのだ、確か)



少し後からやって来たFlagさんと、もう何度目か分からないけれど自然に再会の握手を交わす。

夏にやはりキャンプの友人であるゆうにんさんが、広島からまた来てくれるはずだったが、そのキャンプは仕事でお流れに。
(そしてゆうにんさんは今もひっそりと何かを反省中らしいが、もちろん山猫にその詳細は分からない…)

そんな事で今回は、おっさん同士のソロで仕切り直しのキャンプなのであ〜る。



掟破りの平日金曜からのインだったが、森にはちらほらと設営されているキャンパーさんも見えた。

2人で場所を相談して二手に分かれて設営。(ここでラーメン屋のカウンター事件と山猫が勝手に名付けた事件が起きたが、このブログで永遠に語られることはないだろう)

そしてようやく、Flagさんのソロ用新幕“エルフィールド Duo Pro.”を見せてもらった。


インナーのメインポールからしてゴールドに輝く異様なオーラを発していて、触れただけでその頑強さをアピールしてくる。

フライは左右非対称のフォルムで、まるでよく鍛えられている猟犬が横たわっているかのように見える。(グルルルル…山猫には唸り声が確かに聴こえてきた)

今年の3月頃、この幕を買ったことを山猫はお聞きしていた。
でもそれ以来、Flagさんはソロで出る機会に恵まれず、ずっと温存されていたことを山猫は知っていたのだ。


「やっと張れましたね」と声をかける山猫に、蕩けそうな笑顔でとても嬉しそうに披露してくれるFlagさんw

だが、車の荷台から出してきた新幕はダンボールに梱包されたままのものだった…


約半年間、段ボールに封印されていた事に多少の哀愁を感じたのはさて置き、この高級幕エルフィールドは、同じスノーピークのエルフィールドヘキサとの組合せになっているようだ。


Flagさんはこれで、エルフィールドシリーズのソロ(またはデュオ)装備を揃えた事になる。

この日のヘキサはウィング中央のグロメットにポールを使うオシャレ張り(ゆうにんさん命名)。

「この張り方は使い勝手が良いですよ」と教わったので、山猫も次回真似をしようと思った。


※スノーピークHPより


山猫チェックでスノーピークのHPを見ると、前室の高さとヘキサのウィングが絶妙にフィットする設定。

さらに前室の天井部にはペンタと連結できるフックも付いていて、ペンタとの組合せも出来る

「これはいい、これはいいですね〜」

「ええ、俺も満足です。言うことないです」

と、この会話がおっさん2人で、少なくとも3回は繰り返された。


ワンアクションテーブルに自作オカモチで、おっさんソロでもテーブルの上は常にすっきり。


チェアの横にはこれまた自作のミニテーブルが、まるでよく懐いている可愛いポメラニアンのようにFlagさんに寄り添っていた。


ちなみにこの日の山猫はソロだが4Sドーム。
先週のキャンプで濡れたままのテントを乾燥するだけの設営だ。

そう、今回はパラサイトキャンプなのだ。(Flagさんにはパラサイトすることを事前にお断り…していなかったが勝手に断行)

チェアだけでなく、ミニテーブル2つにクーラー、七輪、炭、おまけにジャグまでFlagサイトに持ち込ませて貰った。


幕の話しを散々しながら呑んだ後は夕飯。

塩釜から作る牛タンブロックを事前の公約通りご馳走になる。


コロダッチでオーブンして、
「20分で取り出せばOKらしいです」と肉を取り出すFlagさんに、

惚れてまうやろぉ〜♥︎

と思ったのは言うまでもない。

山猫もちまちま何か作っていたが、それはこちらのレポで。



夕飯後の焚火では、久しぶりに会って、どんな話しになるかなぁと楽しみにしていた。
お互いの仕事の話しや、キャンプの友人たちの話し、お互いの子供たちの話しなどになったのはもちろんだったが、最後には、

「あいつは最高なんです。あいつに全部任せておけば大丈夫なんですよ」

と奥様のことを話すFlagさんの話しを聞きながら、今回も森の夜はいい夜になったなぁと暖かい気持ちにしてもらった山猫だった。



朝も目覚めの焚火から思いっきりパラサイトw。(すいませんした(^_^;)

ハンドドリップのモーニング珈琲対決では、豆からひいた珈琲をご馳走になる。

そこで、
「ん?味が薄くないですか?」と山猫クレーム。
豆の挽き方が少し粗かったようで、うまく抽出が出来なかったのだろうか。

山猫は自慢じゃないが、本物のビールと第三のビールの味も判別できない味音痴だが、こと料理に関しては(食べ物・飲み物に関しては)、自分の味覚に真摯に、そして正直であろうと務めている。
※パパは基本的にめんどくさいんだよねby山猫ママ


「俺はこんなもんじゃないはずだ…もっとやれるはずなんだ…」
そうつぶやきながら、Flagさんはこの朝、3回も珈琲をドリップしてくれたww



土曜の朝になると、週末のキャンパーさんがどんどんと周りのサイトを埋めていった。

周りのキャンパーさんが設営する中、撤収作業をして今回のキャンプも終了。

「また近いうちに!」と握手を交わしてFlagさんと解散した。

森はやっぱりすごいパワーだった。
帰宅後も数日の間、意識はまだ森の中を彷徨っているかのように呆然としたままだった気がする山猫だった。


おわり…


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