1日だけとれたお休み。
まずは今年まだ、行けてなかった初詣へ向かう。
山猫のおみくじは大吉。
「今年は頼むぜ、神様…」と思う。
気になっていた山猫ママのおみくじは吉。
ホッとする。
良い年になるといいな、と思う。
さて、初詣も終わり、空を見上げると快晴だ。
「いい天気だし、風もなさそうだね」
山猫ママが少しニヤついて話しかけてくる。
冬に外に居るなんてあり得ない!と今年も冬キャンプを完全否定する山猫ママから、まさかの発言だ。
ど〜ん!
という事でフィールドへ。
彩湖道満グリーンパークへデイキャンプ決行。
今回は昨年末のオヤジ忘年会キャンプの幕乾燥を兼ねて2ルーム設営。
デイキャンプは昨年6月以来だ。
これまでのデイキャンプを振り返ると、
◯ちょっと動くと汗だくになる(暑い時期だったから)
◯BBQシーズンだったのでフィールドは大混雑
◯設営してから何時間かしてまた撤収で疲れる(癒されるどころじゃない)
◯車なのでビール飲めない
と、いいイメージがなくなっていた。
今回のデイキャンプが、もし楽しくなかったら、もうやらないかもしれない、とまで思っていた。
もちろん泊まりのキャンプほどの癒しは求めないが、貴重な休日に疲れ切ってしまうのなら、いくらキャンプが好きとはいえ本末転倒である。
でも今回やってみたら、
◯暑くない
◯天気のいい日中は外がとても気持ちいい(日があたる場所では冬なのに20℃を確認)
◯人も少なく空いていて、静かで、めちゃ気持ちいい
と冬のデイキャンプにすっかり魅了された。
食事は、
2013年に一大旋風を巻き起こしたと噂の
ゆうトマ鍋に代わり、2014年に(我が家の)ブームになりそうな、
ゆうにんディップ
昨年末のキャンプでどハマりしたので、さっそく実戦した。
今回は炭火でトーストしたバケットに、コーンポタージュをディップ。
「これにポタージュを
ディップして食べてみてくれ」と家族に勧める。
※この台詞を必ず言うのがポイント
家族で奪い合うほどの大好評だった。
炭火が落ち着いてから、じっくり焼き上げるミディアムレアのステーキを添えて頂いた。
食事の後は子供たちと遊ぶ。
ママの入院中、学童に通っていた猫娘。
その時に毎日練習していた一輪車。
まだまだ1人で乗る事なんか出来ないので、実は山猫は猫娘を少し馬鹿にしていたが・・・
試しに息子猫にやらせてみると、木にしがみついても、姿勢を保つことさえ出来ないw
山猫もやって見たが、3秒でギブ…
実はすごいぞ!猫娘!
なんか静かになったな、と思ったら、
この日、少しぬかるんでいたところもあった道満で、靴についた泥をこそぎ落とす遊びにハマる2人・・・。
「お〜!ごっそり取れたぁ」
と盛り上がっている。
何が楽しいのかさっぱり分からないが、楽しいのならいいだろう。
この人はマスターチェアから離れない。
「これくらいの高さと角度がやっぱ調度いいよね〜」
このチェアの値段がばれた時には、焚火ができない氷点下のフィールドのように冷たい目で山猫を睨んでいたのに…
「だから、お前にも買ってやるよ」
と言ってみるが、
「・・・」
もちろん彼女は無反応だ。
きっと話はもう終わっていたのだろう・・・
山猫の台詞は、誰にも相手にされず、虚しくフラフラと青空に吸い込まれて行った…
山猫ママの退院祝いに、ある方から贈ってもらった、キャンパーさんに人気のコーナンラック。
「かわいいね〜」と山猫ママもお気に入り。
照れ屋の山猫は、頂いた時には恐縮する事しか出来なかったが、本当は涙が出そうになっていたのはここだけの話である。
我家ではこのラックを、猫娘の名前の頭文字、そして同じ趣味を持つその友人の頭文字にちなんで
Yラックと呼ぶことにした。
湖畔へみんなで散策。
「子供たちの喜ぶ顔が見たい」
という山猫ママの希望で出かけたデイキャンプ。
ソロで出かけることも考えていたけれど、やはり我が家がキャンプを始めたのは
ファミリーのため。
冬のファミリーキャンプはなかなか出来ない山猫ファミリーだが、こんなに気持ちいいなら、デイキャンプはありだな、と思った。
子供たちのはしゃぐ声が、たまに聞こえてくるフィールド。
「楽しそうだな」
「来て良かったね」
と会話を交わす山猫夫婦。
幕も無事にパリッと乾燥した。
ありがとう道満グリーンパーク。
泊まりのキャンプは月1がせいぜいだが、デイキャンがこんなに癒されるなら、これからも続けたいなと思う山猫だった。
おわり…
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