皆様のサイト拝見 山猫チェック2@大見いこいの広場

山猫

2013年11月12日 21:28

2013.11.2〜4 大見いこいの広場

キャンプマスターを目指す山猫が、ご一緒した皆さんに甘えるこのコーナー、山猫チェック2です。


※ゴリゴさんの改造286A サイトサイン

駆け出しキャンパー山猫の目線でご一緒した方のサイトを引き続き見学させてもらいます。


kazuuraさんファミリー


まず目に飛び込んでくるのは銀色に輝くペトロマックス。
これまで山猫はまったくノーマークだったこのランタン、この世にこんなランタンがあるのか、とマジマジと見せてもらう。

kazuuraさんサイトはスノーピーク メッシュシェルター&小川キャンパル ポルヴェーラの組合せ。


まずはメッシュシェルター。
ゴミ袋は写さない約束だったのでモザイク処理をさせて頂いた。

このメッシュシェルターがリビングになるSTYLEだが中はとてもスッキリオシャレ。


山猫サイトのリビングとの違いは一目瞭然だ。

皆様はブロークンウィンドウ理論をご存知だろうか。

1969年に行われた実験で、住宅街に乗用車を放置、ナンバープレートを取り外し、ボンネットを開けたままにする。
ここまでには何も起こらないが、フロントガラスを壊してみると、クルマの多くの部品が盗まれ始め、全てのガラスは割られ、ついには完全に破壊されるまでに至るという実験結果だったそうだ。


※山猫シェルター内部

つまり散らかしてるとどんどん散らかるらしい。


よって猫娘の折紙とお菓子の食べカスが散乱する山猫シェルターは、どんどん散らかるのだ。

うむ!好きなだけ暴れて行くがいい、レッツゴー2匹目くん!
オジサンのサイトは気を使わなくていいから気楽だろう(T_T)

※また遊びに来てね(^^)

kazuuraさんのリビングは、火器もスッキリ設置され、くつろぎながら料理もできそう。


そこにブロークンウィンドウ理論が入り込む余地は無さそうだ。


次にテントは小川のポルヴェーラ34。
全長550cm以内で収まる2ルームタイプで、区画サイトでもタープを張りたい山猫にはどツボのテントだ。

山猫はマスターシリーズに惚れているけれど、このサイズの2ルームはない。
今のところ山猫が求めるサイズの高級幕は小川のポルヴェーラ34以外にない!

「もし今、テントを買い直すならこれですね」と感動して話させてもらう。


「でもね、ここに雨が溜まりやすいんですよ、あと他のテントと比べてポールが細いのも少し気になってて…」とご謙遜のkazuuraさん。

使ってる方の生の声が聞ける貴重な体験だった。
リビングと寝室を完璧に分離するkazuuraさんのSTYLE。
しかも2ルームのシェルター部分には何も置かず、荷物はインナーテントの中にいれてしまうそうだ。

最早ブロークンウィンドウ理論は出る幕がない!


トドメは泣く子も黙る高級車。
「ええ、たいがい高速でも道は譲ってもらえますね」

シビれる一言である
だがエンブレムは個人情報保護のためモザイク処理させてもらった。


yukkyさんファミリー



やはり目に飛び込んでくるのは金色のペトロマックス。

「へぇ〜これもペトロマックスなんですかぁ、kazuuraさんと色違いなんですねぇ」と言いながら、何かが違う。


この傘(名前は忘れました)。
最後の夜に、これは絶対欲しかった、とお話しされてたyukkyさん。

確かにこれがあると明かりは下に向かっても放射され、上に吊るしたランタンでもかなりサイトが明るくなる。

オシャレには疎い山猫だが、これはいつか絶対真似する!と誓ったのは言うまでもない。

カップ類もこうしてぶら下げておくことでオシャレになるもんだなぁ、と思いながらも、山猫の関心は、

「これなら乾いた食器をすぐにまた使えて便利だな」という点だ。
ネットに入れておくより機能的である。シェラカップの意味が今までよく分からなかったが納得だ。


リビングは必要最低限のものに見える。
ブロークンウィンドウ理論に則れば、誰もこのリビングを荒らす事は出来ないだろう。


テンティピ&ムササビタープの組合せ。

図々しく中も見させて頂くと、三角のインナーテントがセットされていて、ちょうどテントの半分ほどがテント、半分はオープンスペースだった。


184cmあるというゆうにんさんの身長を遥かに上回る高さ。

「この高さは設営・撤収で不便にはなりませんか?」と聞いてみるが、

「うん、別に」と笑顔で応えてくれる。
やはりワンポールの設営・撤収の楽さは本当のようだ。

最終日にご主人のKZさんにもお話しを聞く機会があり、

「これはポリコットンなんで、そんなに重たくないし、濡れてもすぐ乾きますよ、雨のあと中でストーブつけとくと、幕の外から湯気がさぁって上がるんですよ」とのこと。

「見たかった〜!」と思わず叫んだのは言うまでもない。


最後にサイトの隅に置かれたオシャレなオブジェ?

「コンセプトは何ですか?」と聞いてみると、
「もらったから(^^)」とのお返事。

最低限必要なものだけでも積載に悩む山猫に比べ、どうしても必要なものではない物までサイトに設置出来る余裕。

「あのとんがり帽子、ニュータイプ?そんなのが相手じゃ俺達に歯が立つ訳がないじゃないか」byカイ・シデン エルメスのララァより

山猫がそう思ったのは言うまでもない。


みのむしファミリーさん


小川キャンパル ピルツ&ケシュアのレクタの組合せ。


まず山猫の目についたのはタープのメインポールのロープ。

代わった仕組みだ、この形にする事でどういう効果があるのだろう。
基本的にオールシーズンをオープンタープの下で過ごしたい山猫にとっては注目の形だ。


ペグはソリステだろうか、目立つようペイントもされている。


圧巻はピルツの中のリビングレイアウト。

ケシュアのカンガルーSTYLEに加えて、計算され尽くしたレイアウトに見えた。
悪天候時のシェルター内レイアウトに悩む山猫には、今回最も参考になる画像だ。

「食事もここで作って、暖房もつけちゃうんですね」とお聞きすると、

「上にベンチレーターがあるし、基本入口はオープンにしてるから良しとしてます」とみのかかさん。

リビング内で七輪暖房計画を目論む山猫にとっては聞き逃せない話だ!

「1面オープンで、ベンチレーターも空けていると、どれくらいの暖房効果になるんでしょう?」

「う〜ん、前に行った冬キャンプで外は-2℃の時、中は18℃でしたね」

山猫の質問に、何を聞きたいのかを察し、的確な返答をしてくれるみのかかさん。
話していて、とても気持ち良さを感じた。

口ベタな山猫と、天然山盛りの山猫ママの会話はいつもデコボコだが、ほんの二言三言話しただけなのにノンストレスのみのかかさんとの会話、今回のキャンプでとても印象に残ったものだった。


これで自分を含めて6組のサイトをチェックしてきたわけだが、

まだだ!まだ終わらんよ!

とても長いレポになるが、続行!

quattoro44さんファミリー


コールマンのフラッグシップモデル ウェザーマスターシリーズの中でもその最高峰に位置するコクーン

トヨタで言えばLEXUSである。


コールマンテントのコンセプトは天井の高さと居住空間の快適さの追求。
90年代〜2000年代のコールマンモデルは、このコンセプトを実現する為に、強風に挑み、あえなくポールが折れるという憂き目も見てきたらしい(ユーザーがとても多いということもあるのだろう)。

だが、山猫はこの闘うコールマンの姿勢が嫌いではない。
そしてコールマンJAPANが送り出した日本の気候すべてに対応してみせる!というウェザーマスターシリーズは山猫の憧れでもある。

だが!
山猫チェックの時間はクワトロさん設営中…
あまりお邪魔してはいけないので、写真が少ない。


翌日撮らせて貰ったキッチンテーブル。

クワトロさんはキャノピー下にキッチンテーブルを設置し、シェルター内は炬燵、投光器、セラミックFFと電気製品満載でお座敷STYLE。

20Aの電源でもこれだけの家電をカバー出来るのは勉強になった。

奥様のK軍曹も、キッチンテーブルについて、
「全部ここで収まるから良いですよ〜」と一押しのコメントを頂く。


薪ストーブ組立中の赤い彗星。
今回は宴会場への設置となったので、コクーンへのビルトインは見せてもらえなかった。

また新規投入のマスターヘキサも宴会場に設営して頂いたので、連結する姿も見れず。

楽しみはたくさんあったと思うのに副幹事さんとして、ぐっと我慢されていたと思うと心苦しい。

次回は楽しみにしてます!


gorigo811さん 父子


スノーピーク リビングシェル&ケシュアのカンガルーSTYLE

今回夜のご到着だったためやはり写真が少ない。
翌日以降もチャンスを狙うが、タイミングが合わなかった。


今回新規投入の道具もたくさんあったようで楽しみにしていたのだが、心残りの一つである。

なので盗み撮りした画像と、ファーストショットのランタンだけ使わせて頂いた。
ご本人のレポを楽しみにすると同時に、また1000kmを越えてお会い出来たら、ゆっくりインタビューさせてもらいたく思っております!


ズボラ家族さんファミリー


小川キャンパル ピルツ&タトンカタープの組合せ。

ズボラ家族さんも2日目からの参戦だった為、踏み込んだインタビューは行えず、少し心残りだったが、タトンカの下にはブログでみさせてもらっていた数々の道具が設置されていた。

ピルツの中のレイアウトも、とても見たかったが…
万が一ズボラママさんがまだお休みだったらやばいだろう、と断念。

タープの下の道具を見て、あーこれも知ってる!これも見た!と、どんだけズボラファミリーさんのブログをマジマジと読んでるんだ、と自分に突っ込みを入れながら撮影させてもらった。


朝の森の番人コラボの画像を撮る事を楽しみにしていた…

だが山猫、痛恨の寝坊(T_T)
子供たちの朝食、2束も余った薪、チェックアウトまでの撤収などを考えると、既に8時前後になっていた朝、のんびりお邪魔する事が出来なかった。


宴会の時から、
僕のタトンカなら、タープの下でも焚火できるんですよ」と仰っていた。

タトンカなら焚火が爆ぜても、火の粉で穴があきにくいらしい。
その辺の話も次回ゆっくりお聞きしたいものです。
(まぁ、山猫はサウスのヘキサの下でバリバリ焚火して、穴あきにしちゃってますが(^_^;)

本家の森の番人さんに笑顔の1枚を頂き、山猫撤収。

次回またお会い出来たら、必ず朝のコラボお願いします!m(_ _)m


初めてのグルキャンで8家族のサイトを見させてもらった、とても貴重な体験になった。

山猫目線でまとめると、

皆さん、生活感が希薄である。
料理やってやるぜ!という気合が見えたのはクワトロさんのキッチンテーブルくらいで、他の方はどこでどうやって料理するのか…

ということで、次回の山猫チェックがあるとしたら、皆様の夕飯作成時に行われることになるだろう…

今のところはこれが1番の印象。
皆様のお話と画像が、これからの山猫キャンプSTYLEに多大な影響を与えることは間違いない。

この冬、じっくり熟成させて今後の参考にさせてもらいたいと思います。

ありがとうございましたm(_ _)m



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