朝は6時過ぎに起床。
テントから這い出して見ると、既にクワトロさんのサイトから薪ストーブの煙があがっており、Flagさんも既に焚火を始めているようだった。
皆さん早朝の清々しい時間を、他の方を起こさぬように、静かに楽しんでいるようだ。
山猫ママも起きてきて、2人で珈琲でも飲もうと準備していると、
「珈琲どうですか?」
N男さんが温かい自家焙煎の珈琲をご馳走してくれる。
「美味しい…全然普通の珈琲とは違うんだねぇ」と山猫ママも絶賛。
N男さんは、
「みのととさんにはかないませんけど」と謙遜されていたけれど、美味い珈琲はこれほど朝の体に染みるんだな、と実感させてもらった瞬間だった。
ありがとうございましたm(__)m
この朝使った薪はゆららさんで売っていた
木こりのろうそく。
明日の朝も一緒に焚火をやりましょう、と話していたズボラパパさんはまだお休みになっているようだったので、先に火をおこす。
だが、なかなか燃え上がらない木こりのロウソクと格闘しているところで、ズボラパパさんが来てくれた。
東西森の番人、ここに集結する
ネコペディア
※森の番人になる・・・朝、焚火をしている人がまるで森の番人のように見えると呟いたズボラママさんのレポから、朝焚火をすることを森の番人をすると呼ぶことがある。ちなみにズボラママさんのキャンプ名言集は多い。
山猫のイメージでは、森の番人の写真は後ろからのアングルがしっくりくる。
番人の背中と焚火と、そして空と景色…
ええい…ちがう!
こんなんじゃないんだ!
撮影をしたのは、まったくやる気のない山猫ママだった…
寝起きの彼女に、ズボラパパさんと山猫のメルヘンな思いが伝わるはずもなく、
片手で持ったコンデジでテケトーにスナップしたようだった。
だが、それは仕方のないことなのかもしれない。
この光景を撮れるのは、やはりズボラママさんだけなのだろう。
※来年はよろしくお願いしますw
周りの方もだいぶ起きて来たので、ママと猫娘を連れてクワトロさんの薪ストーブを見せてもらったりする。
紅葉も少しだけ始まっていて、景色が気持ちいい。
皆さんがほぼ起きて来たタイミングで山猫チェック!
まずは
ズボラファミリーさんの
ベルガンス ウィグロ+タトンカ。
別名
大きな玉ねぎくん、そして
俺のテントw
それほど広いとは言えないサイトにテントとタープをしっかり展開されている。
さすがに、お互い
オールシーズンオープンタープ派を自認するファミリーである。
どんなサイトでも、何とかオープンタープをリビングにしたい…
山猫にはとても共感出来る。
中を見させてもらうと黄色いインナーがやはり珍しく、こんなインナーなら寒い時期は中で引きこもって過ごしても楽しいキャンプになりそうだなぁ、と思った。
フロアもあるが、部分的に取りはずす事が出来るそうで、ストーブや火器を使う時の事まで考えられている。
インナーは取り外しも可能で、暑い時期はシェルターにコット寝なども展開出来る魅力的なテントであり、山猫もウェザーマスター4Sと最後まで悩んだ幕である。
ズボラママさんにピースサイン頂きました(^^)
続いてはHAC会長
クワトロさん。
ど〜ん
「山猫さん、これはどないですか?」
何枚持って来たんですかww
しかも百式Tシャツだし、ちょっと欲しいじゃないですかw
凛々しい後ろからの姿も撮っておきました(画像ちっさいけどw)
以上、クワトロさんの山猫チェック終了。
というわけにもいかないので、
ソロ用の
トレイルピークに
マスターヘキサの組合せ。
中央には薪ストーブが鎮座している。
E中尉ちゃんとN艦長は女子会ケシュアで寝るので、これで十分だそうだ。
今回は宴会幕としてコクーンも持参してもらい、ありがとうございましたm(__)m
ゆうにんさんファミリー
ogawa ヴェレーロ5のパッツン張りだそうだ。
「だいぶパッツンと張れてきたでしょう」とドヤ顔をされていたので、
「ポイントは何なんですか?」と聞くと、
「手順です!」
とさらにドヤ顔でお答え頂きましたw
小物もだんだんオサレ?になって来て、昨年とは少しだけオーラが強まって来た感触を持った。
設営時間が少しかぶったので、声が聞こえてきたのだが、
「そんなに全部ペグ打たなくてもいいんじゃない?」という奥様に、
「打てるペグは打つ、張れる張り綱ははる、そうしないと幕に失礼じゃないか!」と言いながら設営されていた。
幕に失礼じゃないか!
盗み聞きながら名言頂きました(^^)
Flagさんファミリー
スノーピークアメニティドームに同じくスノーピークヘキサタープ、そしてガッツリとタオルを干してくれてますw
落ち着くなぁ〜
今回は宴会幕でロックを出してもらっているので、ご家族はこのスタイルになったようだ。
ファミリーモーニングの風景も1枚頂きました(^^)
ヘキサ&ドームテントはとてもシンプルなスタイルだが、やはり山猫はこの形が最も好きである。
そしてシンプルで普通のスタイルなのだが、一歩リビングを覗くと
IGTとワンアクションテーブルがどん!と置いてあるのだ。
分かってるなぁ、さすがFlagさんだなぁと、山猫にとって、どツボのサイト、痺れました(^^)b
※棒ヨミジャナイヨw
N男さん&N美さんファミリー
Ogawa ロッジシェルター+アメニティドーム連結のスタイル。
お聞きするとキャンプを始めたのは2012年からであり、山猫とキャンプデビューも同級生なのだそうだ。
最初はコールマンだったそうだが、やはりキャンプにどハマりして吟味に吟味を重ねた末にこの幕のスタイルに決定したそうである。
デビューの時期も新幕への移行の時期も山猫と同じで、ついN男さんのキャンプヒストリーにニヤニヤして聞き入ってしまう山猫だった。
隙のない連結もN男さんのこだわりを思わせるし、ランタンには輸入したコールマンも使われていて、一目で只者じゃない事が分かるw
圧巻はロッジシェルターの機能性で、
「寒い時期はクローズでシェルター、インナーを入れてカンガルースタイルも出来ます。暑くなればフルオープンにもなるし、キャノピーを張り出せばオープンタープのように使えるんです」
その流れるような説明を聞きながら、
「ん?かつて俺が求めていた、一つの幕で全天候に対応できる幕がこれなんじゃないか…」と呆然とする。
ロッジシェルターか、君のことは覚えておくよ
そう心の中でつぶやいていた山猫だった。
かずうらさんファミリー
高級外車と
Ogawa ポルヴェーラ34のサイトレイアウト。
ポルヴェーラといえば昨年見せてもらった時に山猫にどツボだった幕。
あれからかなりOgawaの幕を調べたが、ポルヴェーラ、アルマディなどOgawaには
エコな2ルームというコンセプトがあるようだ。
必要最低限のスペースを考えて作られたという2ルームコンセプトは今も素晴らしい幕だと山猫は思っている。
だがかずうらさんのリビングは外。
この冬に向けて
ランドロックを導入したかずうらさんに、
「なぜ2ルームを持ってるのに、また大型の2ルームを買うんですか?」と聞いてみる。
「冬はね、ストーブを使うリビングになるじゃないですか。そうするとポルヴェーラのリビングだと少し狭いんですよ。かと言って今までみたいにメッシュシェルターを別に張るのもしんどい。それで大きな2ルームにしたんですよ」との返答。
関西のブルジョワキャンパーとして名高いかずうらさんの事だから、ただ欲しくなっちゃって、てへ♥︎などという答えを想像していた山猫は少し自分を恥じることになった。
キャンパーが幕を選択するのには、百人いれば百通りの思惑とポリシーがあり、それぞれに納得出来る理由があるのだ。
山猫チェック!を始めてよかったなと思えた瞬間だった。
そして、
くつ下もチェック!!
ピンクが可愛かったので1枚頂きましたw
最後に山猫リビングも少しだけ記録。
ドームテント&ヘキサのスタイルでのシンプルキャンプをテーマに、ようやくふぁ、ファニチャーも定着した。
コーディネートのセンスはまったくないのは自覚しているので、間違いないマスターシリーズで幕とファニチャーを統一。
全部同じメーカーで揃えるのもどうかなと不安もあったが、やって見ればとても落ち着く。
繰り返すが、キャンパーにはその数だけのこだわりとポリシーがあるのだ。
今は人にどう思われようと、このスタイルで満足であり、当面山猫にはキャンプギアを買う意思はない。
そして、それはとても満ち足りた気分でもあり、同時に少し寂しい気持ちでもある…
つづく…
※あとお二方参加されてますが、それはまた別章でやらせてもらいます(^^)
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