みちのく帰省キャンプ#3

山猫

2013年08月10日 12:13

ソロキャンプ編

夏休み4日目、ママの実家を離れ、再び太平山リゾートへ1人向かいます。



まさかのソロ決行です!



4日目、ママの実家に家族を送り届け、山猫は1人、太平山リゾートへ向かった。

「ええっ?これから1人で行くの?」とお義父さんは苦笑いしながらも、山猫に手土産を持たせてくれる。

前から山猫のブログを読んでくれているお義母さんは、何も言わずに微笑んで、つまみの枝豆を持たせてくれた。

自分、我儘ですいません!
でもキャンプ、好きなんです!


※そしてブロ友のクワトロさん!山猫は妻の故郷できっちりソロを実現しておきました!w


「山猫父ちゃん!カブト虫、絶対獲って来てくれよ!」とHくん。

「任せとけ!(^^)b」と応えて出発した。




サイトに戻り、まずは家族の分のシュラフを干す。

さらにテーブルもマスコットテーブル2つを残し、余計なものは車に積み込んだ。

前日とは違い、とても静かな山猫サイト。
だが、人が居ないことで逆に、どれだけ虫が多いのかを実感する。

太平山自体は標高1,100m程。
だがキャンプ場はそれほど高くないのだろう、蚊もいるし、ブヨだけでなくアブもいるようだ。

周りがファミリーばかりの中で、第1コーナーさんに教わったブヨ避け虎ロープをソロで振り回していると、かなりヤバイ人に見えるだろうと思い…



山猫はシェルターに避難、メッシュを締め切ってくつろぐことにした。

外からはでかいアブの羽音が、ブ〜ンと聞こえる。

「夏キャンプはタープを使う方が多いと聞いていたが、シェルターは大活躍じゃないか…」と思う。

レモン水をスプレーしまくってはいるが、蜂やアブなどの大きな虫が近寄って来るとさすがに怖い。

シェルターに入ってようやく、中から見える空を眺め、煙草を燻らせた。



お義父さんが持たせてくれたのは、山菜取り用のナイフ。

「キャンプで何かに使えるかい?」とずっしりと重たい(おそらく高級な)ものを頂いたのだ。

同時に自宅に保存していたナラ炭も出してくれたので、七輪マスターを目指す山猫には、炭を小さくするのにとても便利な道具となった。
※感謝ですm(_ _)m



今回、クッカーセット導入で、荷物に少し余裕が出来たので、前からうちにあったジャグも持参。
また、オタマやシャモジ、箸を入れる100均のプラケースもとても役に立った。

周りのサイトは昨日と入れ替わり、ファミリーキャンパーさんたちが設営を始めている。

が、皆さん、テントだけを設営して、すぐに出かけて行く。
おそらく秋田県で有名な竿灯祭りに行くのだろう。


※ママが送ってきた竿灯祭りの画像

ママ姉妹と子供たちも、この日はお祭りに行っている。
(山猫は昔、何度か見ているし、人混みがとにかく嫌いなので行かないのだ…)

大半のファミリーさんが出かけてしまって静かなので、ソロの山猫は逆にのびのび出来た。



昨晩のAさんが焼いたステーキがあまりにも美味しかったので、この日もステーキ。

炭火が落ち着くまで待ってから、じわじわと肉を焼き、何とかミディアムレアを完成させ、ワサビ醤油で食べる。

この日はスーパーで売っているリーズナブルなお肉だが、確かにこの焼き方なら、肉汁も油も全てに味があり、旨い!



お義母さんの枝豆をつまみに、ビールからバーボンソーダに切り替え、焚火も開始。

酔いも手伝って、焚火が楽しくてしかたない。
1人きりなのに、なぜかニヤついてしまう。
(誰かに見られたら、かなり怪しい奴だ)

ヘキサから出てみると、空一面にまさかの星空。

「素晴らしいじゃないか…」

と思わず1人でつぶやいてしまう。
まさに天然のプラネタリウムだった。


22時近くなると、竿灯祭りから戻ってくる車の音が増えて来たので、テントにもぐりこんだ。


朝。



5時半頃目覚めたので、Hくんとの約束を果たすためカブト虫を探しに行く。

だが、すでに虫カゴと網を持ったお子さんたちが2組ほど徘徊していたので、あっさり諦めてサイトに戻る。

すまん!Hくん(>_<)


ソロなので、朝はどん兵衛とおにぎり。
山猫は最近、朝食にそばを食べるのがマイブームになっている。

だから何だ?と言われても、特に面白い答えは返せない…



お湯を沸かすのにクッカーセットのケトルも活躍したし、508Aは山猫の相棒だ。


朝食の後、水場に洗い物に行くと、すでにシンクが水たまりになっていた。

少しムッとしたが、キッチンペーパーを持って来て、排水口に詰まった生ゴミを取り除き、シンクを掃除してから洗い物をした。

何で俺が?という思いも少しあったが、やってみれば作業は20秒くらいのものだ、これくらいは何でもない。

来た時よりも美しく、そんな心構えを学ばせてもらったのも、多くの先輩キャンプブロガーさんのおかげなのだ。


再びママの実家へ、つづく…


あなたにおススメの記事
関連記事