海の日を含む3連休、直前になって何とか1泊だけキャンプに行ける目処がついた。
夏は標高の高いところだけ!と決めていたので、ガイドブックから朝霧高原の猪の頭オートキャンプ場を選択。
「キャンセルが出たから1区画なら大丈夫ですよ」と奇跡的な予約を入れて出発。
6時半スタートで、圏央道の入間ICから中央道へ。
八王子JCから相模湖ICまで軽めの渋滞をスルー。
河口湖ICに近付くと富士山も大きく見えて来て、ハイテンションへ!
8時20分頃に高速を降た。極めて順調だ。一般道もまだ空いていたので、道の駅なるさわに寄り道。
パワーストーンの説明を見て、家族で盛り上がり、
触りまくる。
富士山博物館は9時からで、まだ開館していなかったので、帰りにまた寄ろう、ということにして、キャンプ場へ向かった。
少しワイルドな佇まいの管理棟で受付を済ますと、レビューで見た通り係の人が原付で案内してくれる。
評判通りとても気さくで良い雰囲気のキャンプ場だ。
STAFFと書かれたTシャツを着た方たちが、まだ午前中だからか、トイレや水場、サイトを一生懸命掃除してくれていた。
サイト数90くらいのキャパがあるところだが、この連休はほぼ満サイトだろう。
サイトは富士の火山灰を敷いてくれたサイトで、8m×8m程度。
あまり広くはないので、今回はヘキサは張れないだろう、と覚悟を決めてきた。
案内された34番サイトは、全体の中では中間くらいの広さだろう(もっと狭いサイトもあった)、やはり2ルームだけの設営が無難と判断し、設営完了。
林間なのでヘキサがなくても直射日光を受けることはなかった。
車はサイトの前に横付けする形。
サイト間の道幅が広いので、すべてのサイトがこの形になる。
サイトの前に車があるのは、通りからの目隠しにもなり、ヘキサを張らない場合には都合は良いかもしれない。
(だが、サイトからの景色はイマイチになる…)
テントの設営だけ終えると、恒例のビール&一服。
気温はおそらく30℃弱、軽く汗ばむ程度。
このところ林間のキャンプ場が続いている。
6月の椿荘、キャンピカ明野に続いて、また林間のサイトであり、景色を眺める楽しみがないのは少し残念だ。
GWのみどりの村や、昨年10月に行った川和自然公園の壮大な山の景色を少し懐かしく思う。
サイトは硬めで、スチールペグは曲がりはしなかったものの、打ち込むのは結構大変。
初めてビジョンピークスの鍛造ペグとハンマーが活躍する。
カキン、カキーン!と音を響かせながらペグを打っていると、山猫ママが、
「それ、かっこいいね、買って良かったじゃん」と声をかけて来た。
この音の違いが分かるとは!
出来るようになったな、ママ!
やはり山猫ママの覚醒は本物のようだ。
設営を終えると、夏本番ということで虫対策。
まずはレモン水。
このブログを見てくれているお義母さん(つまり山猫ママの母)から、ありがたいことに連絡があり、虫にはレモン水が良いとの情報。
調べるとペットの虫よけに作っている方も多く、蚊にも効くし、ノミ、ダニにも有効とのことだ。
ダニ!
マダニ騒動もあった今年、これは採用するしかないだろう。
市販のレモンをスライスして、20分茹でて、タオルなどで濾過して冷まし、スプレーに入れるだけ。
500mmの水にレモン1個が目安らしい。
次に前回やられたブヨ対策。
リンク頂いている第1コーナーさんからの情報で、虎ロープを振り回したり、身につけてゆらゆらさせておく。
すると、ブヨはオニヤンマと間違えて寄って来ないそうだ!
今回、早速実装して、子供たちにはしっぽスタイルで装着してみた。
ホームセンターで20m、¥500弱くらいだった。
気になる結果は!?
今回、ブヨや蚊はいなかったようだ…
サイトに寄って来たのは小さな昆虫系、蛾、朝方には蜂系が少しだけ飛んで来たが、ブヨや蚊については姿すら確認出来なかった。
対策の効果なのか、害虫のいないキャンプ場なのか…
ブヨの気配がしないので、山猫も我慢してはいていた靴下を脱ぎ捨てた。
だが、この2つの対策は、今後も継続したい虫対策だ。
※良い情報をありがとうございますm(_ _)m
さて、寝室やテーブルもセッティング完了。
今回の2ルームのリビング内部。
2.00m×1.70mのレジャーシートを敷いた上で、荷物も置ける。
お座敷仕様でも良いし、ミニテーブルとチェアを持ち込んでも良い。
悪天候、バッチこい〜!である。
猪の頭ACは標高約800mだし、リビング内でも暑くて我慢出来ないことは無さそう。
ちなみにビジョンピークス2ルームのペグは張り綱、インナーテントまで含めて18本程度。
サウスのテントが16本だったからほぼ同じ手間であり、2ルームとはいえ設営は楽だ。
(ちなみにサウスのスクリーンテントはペグが22本?必要で、それに加えてテントに16本のペグダウンが必要になる、連結するとなると合計38本のペグダウン、撤収時には38本を抜かなければならないのだ!)
今のところ、山猫ファミリーには2ルームの選択はベストなものだった。
「初めて中で食事かな〜♫」と山猫がウキウキしながら、お昼ご飯の準備をしていると、雨が…
「雨だよ、ヘキサ張って」とママ。
「…ちょっとスペース的にきついなぁ、今日は中で食べちゃう?」
「
中はやだ。
ヘキサ張るの好きなんでしょ。張って」
ヘキサを張らn ry…
ニャー(^_^;)
少しだけ道にはみ出しながらもヘキサ設営をさせてもらう。
フラッグと看板も復活。
ママのテーブルクロスも初セッティング。
「しょうもないベンチでも、クロス被せるだけでそれなりに見えるんだね〜」と夫婦で満足。
やはりこの辺のことはママにお任せした方が良いようだ。
彼女のキャンプ熱が冷めないことを祈っている。
ヘキサの有効面積は、今回2m×3mほどになったが、2ルームのキャノピーの下よりは確かに雨には有効だ。
「これで風が強いと、雨が吹き込んでくるのか…その時は中に入らないとダメなんだね」とママ。
あたしだって分かってるんだからね、的なドヤ顔だったので、
「そうだね」とだけ答えておいた。
買って良かったじゃろぉ〜〜!!
と、リンク頂いている、ゆうにんさんのように叫ぶのは、もっと悪天候の時にとっておくのだ。
キャンプ満喫編につづく…
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