猪の頭AC① 準備・設営編

山猫

2013年07月15日 18:48


2013.7.13〜14
山猫の夏、第1段は朝霧高原にある、猪の頭ACに行ってきました。



山猫ファミリー初の朝霧高原方面への出撃です。

〜余談〜
自分のHNである山猫、実は船戸与一さんの「山猫の夏」という小説の主人公からパクっています。
昔、仕事の先輩に勧められたハードボイルド小説で、主人公がとてもかっこ良くて、それ以来お気に入り。
夏のワイルドなキャンプでの読書にどうでしょう?(^^)
※ただしかなりなバイオレンスな小説なため女性にはお勧め出来ないかもしれません。

では本編へ〜

海の日を含む3連休、直前になって何とか1泊だけキャンプに行ける目処がついた。

夏は標高の高いところだけ!と決めていたので、ガイドブックから朝霧高原の猪の頭オートキャンプ場を選択。

「キャンセルが出たから1区画なら大丈夫ですよ」と奇跡的な予約を入れて出発。

6時半スタートで、圏央道の入間ICから中央道へ。
八王子JCから相模湖ICまで軽めの渋滞をスルー。



河口湖ICに近付くと富士山も大きく見えて来て、ハイテンションへ!

8時20分頃に高速を降た。極めて順調だ。一般道もまだ空いていたので、道の駅なるさわに寄り道。


パワーストーンの説明を見て、家族で盛り上がり、


触りまくる。



富士山博物館は9時からで、まだ開館していなかったので、帰りにまた寄ろう、ということにして、キャンプ場へ向かった。


少しワイルドな佇まいの管理棟で受付を済ますと、レビューで見た通り係の人が原付で案内してくれる。

評判通りとても気さくで良い雰囲気のキャンプ場だ。
STAFFと書かれたTシャツを着た方たちが、まだ午前中だからか、トイレや水場、サイトを一生懸命掃除してくれていた。
サイト数90くらいのキャパがあるところだが、この連休はほぼ満サイトだろう。


サイトは富士の火山灰を敷いてくれたサイトで、8m×8m程度。

あまり広くはないので、今回はヘキサは張れないだろう、と覚悟を決めてきた。



案内された34番サイトは、全体の中では中間くらいの広さだろう(もっと狭いサイトもあった)、やはり2ルームだけの設営が無難と判断し、設営完了。
林間なのでヘキサがなくても直射日光を受けることはなかった。


車はサイトの前に横付けする形。
サイト間の道幅が広いので、すべてのサイトがこの形になる。

サイトの前に車があるのは、通りからの目隠しにもなり、ヘキサを張らない場合には都合は良いかもしれない。
(だが、サイトからの景色はイマイチになる…)


テントの設営だけ終えると、恒例のビール&一服。
気温はおそらく30℃弱、軽く汗ばむ程度。


このところ林間のキャンプ場が続いている。
6月の椿荘、キャンピカ明野に続いて、また林間のサイトであり、景色を眺める楽しみがないのは少し残念だ。

GWのみどりの村や、昨年10月に行った川和自然公園の壮大な山の景色を少し懐かしく思う。


サイトは硬めで、スチールペグは曲がりはしなかったものの、打ち込むのは結構大変。


初めてビジョンピークスの鍛造ペグとハンマーが活躍する。

カキン、カキーン!と音を響かせながらペグを打っていると、山猫ママが、
「それ、かっこいいね、買って良かったじゃん」と声をかけて来た。

この音の違いが分かるとは!
出来るようになったな、ママ!


やはり山猫ママの覚醒は本物のようだ。


設営を終えると、夏本番ということで虫対策。

まずはレモン水。


このブログを見てくれているお義母さん(つまり山猫ママの母)から、ありがたいことに連絡があり、虫にはレモン水が良いとの情報。



調べるとペットの虫よけに作っている方も多く、蚊にも効くし、ノミ、ダニにも有効とのことだ。

ダニ!
マダニ騒動もあった今年、これは採用するしかないだろう。

市販のレモンをスライスして、20分茹でて、タオルなどで濾過して冷まし、スプレーに入れるだけ。
500mmの水にレモン1個が目安らしい。


次に前回やられたブヨ対策。

リンク頂いている第1コーナーさんからの情報で、虎ロープを振り回したり、身につけてゆらゆらさせておく。
すると、ブヨはオニヤンマと間違えて寄って来ないそうだ!

今回、早速実装して、子供たちにはしっぽスタイルで装着してみた。
ホームセンターで20m、¥500弱くらいだった。

気になる結果は!?


今回、ブヨや蚊はいなかったようだ…

サイトに寄って来たのは小さな昆虫系、蛾、朝方には蜂系が少しだけ飛んで来たが、ブヨや蚊については姿すら確認出来なかった。

対策の効果なのか、害虫のいないキャンプ場なのか…

ブヨの気配がしないので、山猫も我慢してはいていた靴下を脱ぎ捨てた。

だが、この2つの対策は、今後も継続したい虫対策だ。
※良い情報をありがとうございますm(_ _)m


さて、寝室やテーブルもセッティング完了。

今回の2ルームのリビング内部。
2.00m×1.70mのレジャーシートを敷いた上で、荷物も置ける。

お座敷仕様でも良いし、ミニテーブルとチェアを持ち込んでも良い。
悪天候、バッチこい〜!である。


猪の頭ACは標高約800mだし、リビング内でも暑くて我慢出来ないことは無さそう。

ちなみにビジョンピークス2ルームのペグは張り綱、インナーテントまで含めて18本程度。
サウスのテントが16本だったからほぼ同じ手間であり、2ルームとはいえ設営は楽だ。
(ちなみにサウスのスクリーンテントはペグが22本?必要で、それに加えてテントに16本のペグダウンが必要になる、連結するとなると合計38本のペグダウン、撤収時には38本を抜かなければならないのだ!)

今のところ、山猫ファミリーには2ルームの選択はベストなものだった。

「初めて中で食事かな〜♫」と山猫がウキウキしながら、お昼ご飯の準備をしていると、雨が…

「雨だよ、ヘキサ張って」とママ。

「…ちょっとスペース的にきついなぁ、今日は中で食べちゃう?」

中はやだ
ヘキサ張るの好きなんでしょ。張って」

ヘキサを張らn ry…
ニャー(^_^;)



少しだけ道にはみ出しながらもヘキサ設営をさせてもらう。
フラッグと看板も復活。


ママのテーブルクロスも初セッティング。

「しょうもないベンチでも、クロス被せるだけでそれなりに見えるんだね〜」と夫婦で満足。

やはりこの辺のことはママにお任せした方が良いようだ。
彼女のキャンプ熱が冷めないことを祈っている。

ヘキサの有効面積は、今回2m×3mほどになったが、2ルームのキャノピーの下よりは確かに雨には有効だ。

「これで風が強いと、雨が吹き込んでくるのか…その時は中に入らないとダメなんだね」とママ。



あたしだって分かってるんだからね、的なドヤ顔だったので、

「そうだね」とだけ答えておいた。

買って良かったじゃろぉ〜〜!!

と、リンク頂いている、ゆうにんさんのように叫ぶのは、もっと悪天候の時にとっておくのだ。


キャンプ満喫編につづく…





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