みどりの村AC #5 〜天文台編・最終章〜

山猫

2013年05月11日 09:23

最終日前夜、群馬県立天文台へ行きました。
(やっと最終回です!)

アンドロメダ星雲の大きな写真が飾ってました。
リンクさせてもらってるAndromeda Galaxyさんのブログを見せてもらってから、山猫の頭には「いつか俺も天体観測キャンプをして見たい!」という気持ちが続いています。
(ぜひAndromeda Galaxyさんのブログを1度ご覧下さい、ハマりますよ(^^)


3度目の設営を終わり、牛丼を食べ、家族はそれぞれにまったりな時間を過ごした。

息子猫は牧場にマブダチを見つけたようで不在。
ママは夕飯のゆうトマ鍋を調理。
山猫は猫娘とテントでお昼寝。

夕方6時過ぎになり、日が完全に落ちないうちに天文台へ出発した。

何故なら天文台へは、駐車場から山道をさらに歩かなくてはならないから。

画像のような階段が、600m続く。
(またもや山猫ママにとっては悪夢の始まりですw)

スタート地点に熊除けの鈴。

チリンチリン♩鳴らして進む。

さらに途中には鐘のようなものもある。

4月に熊の出没が確認されたそうだが、途中にこういうものがあると、やはり子供たちは必ず鳴らして行く。

昨日まで、何処かにお寺があるのか?何の鐘の音なんだろう?とキャンプ場で聞いていたのは、この音だったのだ、と納得した。



山頂に到着。

天文台とならんで、山頂広場にはストーンサークルがある。



日も沈んでいく。


6時半から開場で、さっそく中へ。

売店で息子猫が、
「ねぇ、宇宙パンが売ってるよ、食べたい!買って!」
と言ってくるが、
「普通、宇宙カレーのほうを選ぶだろ、どっちも買わんけどな」
と、軽くスルー。

さて、日暮れとともに、まず見えるのは、木星だそうだ。

長い階段を登り、順番にどでかい望遠鏡を覗く。

「木星は実は楕円形をしています。主な成分がガスなので柔らかいんですね、自転すると楕円形になってしまうんです、そして木星の周りには、月が40個(60個だったか?)以上確認されています、今日は4つの月までは見ることが出来ます」

とても話の上手な係りのお兄さんが解説してくれた。

初めての天体望遠鏡での観測である。
でも、望遠鏡でみる木星はとても小さかった。
確かに周りには小さな光が4つ見えた。

「おお〜!」と声をあげておいたが、ぶっちゃけな感想は、
「ふぅ〜ん…」である。

次に土星が見えるとのことで、並ぶ。
こちらの係りの人は解説なし。

山猫の前に並んでいた猫娘が必死に望遠鏡を覗くが、なかなか見えないらしい。
諦めてどいたので、覗いてみると、期待していた土星の輪っかは見えず、星の下の方だけがレンズに映っていた。

「土星、動いちゃってるけど!?」
と、心の中で突っ込みを入れて立ち去った。
(ここでクレームを言うほど山猫は暇ではないのだ…)

「もっと、空一面の星が大きく見えるのかと思ったよ〜」
とママ…

それはプラネタリウムである…

正直、館内に展示してある写真の方が面白かった。

太陽は最大の星だと思っていたら、とんでもないようだ。
ペテルギウスやアンタレスの大きさは、図から見ると想像を絶する。

次の観測時間は20時過ぎから春の星座だ、と言われたが、家族全員一致で帰ることにした。



キャンプ場に戻り、煮込んでおいたゆうトマ鍋を頂き、家族は就寝。

山猫も22時まで1人で焚火をしていた。
気温は6°Cでやはり寒い夜になったが、昨晩とは違い、焚火の炎に癒された夜だった。

スノーピークテントのグループキャンプの方々の話し声が、結構はっきりと聞こえて来るくらい静かな夜だった。

何時まで宴会なのかな、と少し心配していたが、22時過ぎにはやはりお開きになったようだ。
スノーピークの幕を持つグループさんだけに、さすがマナーは心得てらっしゃるんだな、と思いながら就寝。



朝、
「ねぇ、焚火つけて」と息子猫。
時刻は5時半。
仕方なく起きて、
「焚火、教えただろ、やってみ?」
「よしっ!」


息子猫、森の番人になる

少しだけ手伝ったが、何とか炎を立ち上げた。
(これでもう、夢は楽しいものになるだろうか(^_^;)

夜中2:00過ぎに、超音波のような音がキャンプ場に鳴り響き、ママと一緒に起きてしまいトイレに行ったりした。

他のキャンパーさんも起きてしまったようで、トイレへの道で何人かとすれちがった。

自分のサイトの音ではないかとランタンや火器をチェックしたが、違ったのでホッとして眠ったが、あれは何の音だったのだろう…

そんなこともあり、少し寝不足だったが、息子猫と最後の朝の散歩に牧場に行った。

息子猫、マブダチに別れを告げたようだ。
涙の別れを激写(古いなw)


朝ご飯はみんなでカップラーメン。


撤収前にサイトを撮影。

もう十分だ、完全に満足した…
そう思えたキャンプだった。


帰りの車でママが、
「何でコールマンのテントって多いの?」と聞いてきた。
今回のみどりの村でも、コールマンカラーが6割以上、次にスノーピークが3割くらい、あと1割がその他という感じ。

「やっぱり最初はコールマンが安心だし、機能と価格のバランスが良いんだよなぁ、俺だって今からでも欲しいよ、ママだってコールマンが良かったって言ってたじゃないか」

「じゃあスノーピークって高いのになんでこんなに多いの?」

「何年か前までは、いつかはスノーピークって流れだったんじゃない?性能は良いらしいから」

「あたしは赤いタープの人と、花柄の小さいテント(ケシュア)が可愛いと思ったな、テントにもピンクとかチェックとか色々あれば良いのに…」

ピンクとかチェックのテントは、山猫的にどうかなと思うが…

山猫は今回、サウスカラーって悪くないな、と改めて思っていた。

近くで寛いでても、遠目で見ても、山猫はサウスカラーに見惚れてしまう。

家でカタログを見てると、早くサウスを卒業して、次の幕は何にしようか、と考えてしまうのだが、今回のフィールドでは、見るたびに自分のサイトが好きになった。

「やっぱりさ、サウスはあんまりいないから被りにくいし、カッコいいよな?」
とママに話しかけてみるが、答えは返って来なかった…
(結論、人が何と言おうと、自分が好きな幕が1番ですね(^^)

2泊3日の予定から3泊4日になり、思う存分自然を満喫できた。

フリーサイトなら¥2,000+入場料¥300/人で来れるので、家族で来ても¥3,200、こんな素晴らしいキャンプ場なのにこのお値段は、奇跡だw
(ただ、フリーサイトは傾斜なので、寝ているとシュラフごとどんどんズレていきますがw)

ありがとう!みどりの村(^-^)/


ついに、おわり…

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