1日目の続きから。
冷たい風が吹き続ける夜、家族は8時過ぎにはテントに入った。
集めてもらった小枝で七輪焚火をして、家族で囲んでいたが、やはり寒さがきつかったのだろう。
猫娘、息子猫の順にテントで就寝。
やはり、七輪は暖房としては厳しいのか?
山猫は、炭を足し、小枝をくべて火を絶やさない努力をした。
重ね着MAXで寒さに耐えていたママも、限界が来たようでテントへ。
早起きをして頑張ったのだから、山猫も早く寝ても良かったのだが、何とかこの寒さを七輪で乗り切れないか、と粘ってみた。
小枝を折りながら七輪にくべて行く。
だが、やがて火がなかなか大きくならなくなってきた。
燃え尽きた小枝の灰が、七輪の空気孔を塞いで下からの空気の流れが妨げられたのだ。
それでも山猫は諦めなかった。
積もった灰をかきだして、今度は炭をメインで火をおこす。
だが、七輪の周りだけは暖かくなるものの吹きつける風が体温を奪う方がはるかに強い。
寒い!!
山猫、キャンプを始めて以来、初のギブアップである…
5月ということで、確かに服も軽装だった。(Tシャツにユニクロフリース、暖パン、ダウンのみ)
焚火があればいけるだろうが、問題は風で焚火ができない夜なのだ。
テントに避難すればいい?
では夕飯は何処で作るのだ?寒い中、外で風に吹かれながら暖房もなしに夕飯が作れるのか?
無理だ!
風のある気温15°C未満の環境では、オープンタープでは厳しい!
まさか5月に、この結論が出るとは…
真冬を乗り切った山猫にとって、この結論はかなりのショックだった。
(初期の頃からのブロ友さんなら、僕がどれだけのショックを受けたか想像するのは難しくないでしょうww)
寒さとショックに打ちひしがれながら、就寝。
翌朝、5時過ぎに起床。
朝の気温は2°C…
焚火がないので七輪で、森の番人になる。
(どこか寂しげな山猫の背中である(^_^;)
子供たちも起きてきて、朝食はパンにチーズを乗せて七輪でトースト。
息子猫が寒い夜で呆然としていた。
5月の夜を舐めていた山猫は、今回電気敷き毛布のみの持参。
これは2人用なので女性陣に貸し、テント内部で電気ファンヒーターをつけていたのだが、夜中に暑くて起きたママがファンヒーターを切った…
男性陣は凍える夜を過ごして目覚めたのだ(涙)
でも、夜中に1度は全員トイレに起きた山猫ファミリー、素晴らしい星空はもちろん堪能した。
このキャンプ場の売りのひとつ「星空」。
照明も最低限でとどめて、綺麗な星が見えるように気を配っている。
本当に良いキャンプ場だと思った。
気を取り直して、サイトの植木を超えると、だだっ広い斜面の広場が広がる。
とても壮大な景色だ。
広い場所では、何故か全力で走って行く子供たち…
(ちなみにここで、フリスビーを1日目に紛失しています(^_^;)結構、草深いのです)
そのまま子供たちは何処かに行ってしまった。
ブレーメンの音楽隊に連れ去られた訳ではないと祈りながら、心の中で、気をつけてなぁ〜と叫ぶ。
そしていよいよ初めての2日目、まったりの午前中、山猫がやったのは、
ど〜ん!
2度目の設営完了!!
2日目は風も弱まる予報だったので、景色堪能ヴァージョンに設営変更。
山猫ママの、マジですか…、というつぶやきを軽くスルーして完成させた。
レイアウトも焚火を囲む"なんちゃって囲炉裏スタイル"を復活させた。
(ママのくつろぐ姿があまりにもドラえもんに見えたので、愛情モザイクw)
落ち着いた頃に子供たちも戻って来たので、昨日計画していた遊歩道へ家族でGO!
牧場を抜けた先に遊歩道があり、歩くというより軽い山登りである。
この日は地元の高校生の陸上部がダッシュで坂を登って訓練中だった。
あまりの傾斜で、途中半べそになる猫娘を励まして頂上へ。
やればできる!元気に登頂。
展望台に登り、
絶景を撮影。
その頃にやっとママが到着。
彼女が展望台に登ることはついになかった…
staubくんdeうどんの昼食後、みんなで遊具の場所へ、
とても多くの遊具があり、子供たちが帰って来ない理由に納得した。
午前中のダメージをまだ回復出来ず、遊具場の真ん中でダウンする山猫ママ…
ようやく2日目の午後までレポが進んだが、
まだだ!まだ終わらんよ!
※今回は本当に長くなりそうなんで、一応コメント欄は開けてますが、コメントは最終章が終わるまでスルー推奨です(^^)
でも最終章まで終わったら、お気軽にコメント頂けたら有難いですw
つづく…
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