暗闇@某キャンプ場#2

山猫

2013年04月02日 18:08

春のソロキャンプその2



casa de ocelot(カサ デ オスロー 山猫の館)
※愛称は 屋根だけ部屋…に決定。

日没直後に撮影(相変わらずスマホは暗いと無力だが、自己満足の一枚である(^^)¥


暗くなる前に夕飯。

今回のメニューは、骨付チキンカレーに挑戦すると決めていた。
初のカレーパウダーから作るカレーである。

オリーブオイルで玉ねぎを炒め、カレー粉とあえ、馴染んだらトマトホール缶を入れてさらに炒める。


骨付チキンをいれてstaubで3時間煮込み、1時間寝かせたら出来上がり…


すまん、そんな時間はない!

1時間煮込んで、30分くらい?寝かせてみた。

※画像はすでに一杯頂いた後なので量が少なくなっています

1時間でもチキンはスプーンで肉が切れるほどトロトロで美味い。
だが細かいレシピを守らなかったので味に深みがなかった気がする…

江口洋介に言わせれば、
「おい、お前はこれを本当に人に食べてもらおうと思って作ったのか?」(by dinner)

などと言われそうだが、初挑戦としてはまずまずで、ギリギリカレーの味にはなっている…
※携帯の電波が弱く、スマホでレシピの確認が出来ず、うっすらした記憶だけで作ったため、良い子の皆様は真似しないでくださいm(._.)m

1人なのにホール缶1缶入れてしまい、トマトの味が強かったのだろう。
再度、うちで研究が必要である(涙)

ちなみに「煮込」とは、弱火でやると思うのだが、
「ずっとコンロで弱火か…、ガスがもつかなぁ」と心配で、事前に色々調べて来た。

炭火とは弱火である

だそうである。
また一つ経験値アップだ。

当たり前の知識なのかも知れないが、山猫は新しく覚えたことをついブログに書いてしまうのだw

今回はネットで見た通りに炭を隅に置き、網をセット、staubでコトコト煮込んでみた。

この間に、骨付チキンを3個ほどスミッコで焼き、オードブルとして頂いた(山猫に隙はないのだ)。

ちなみに朝飯は、少し残しておいたカレーにとろけるチーズと冷飯を投入してカレーリゾット!(とりパパさん、やってみました(^^)

しかし、もうちょっとスープ欲しいなぁと水を足したのが致命傷に…
温め終わったリゾットは水で薄まり、もはや何の味もしなかった(涙)

なんちゃってグルメレポは以上である!

こ、ここはキャンプブログなのだ…

ソロなのに、ちゃんと調理台をセッティングして、玉ねぎの微塵切りからやった山猫を褒めて頂きたい!(涙)

気を取り直して、


日が暮れていく。
写ってはいないが、右奥にもう1人ソロの方がいる。

場内は照明などという気の利いたものは無く、炊事場でさえ暗闇になる。

山猫は疲れている時ほど強い酒が飲みたくなるので、

今夜は思い切ってバーボンロックの準備をして来た。

酒の味にもうるさい山猫は、水割りなど飲まないのだ。
バーボンはお手軽価格のアーリータイムス、安いのにバーボンの臭さを味あわせてくれる山猫のお気に入りだ。(モルツはゆうにんさんの真似をして、撮影用に1本だけ購入した。ちなみに「麦と◯ップ」を家から4本持参している)


バーボンと焚火の夜が始まる。

この日は着いた時点から気温8°C前後。

山猫の拙いキャンプ経験では10°C未満では寒さを感じるので、焚火が必要と判断し2束購入してある。

場内はまさに暗闇になり、遠くにトイレの電球が小さく見えるだけだ。

これはさすがに・・・怖い!(◎_◎;)

こんなことならお隣のソロの方に、嫌がられても挨拶だけしとけば良かった、と少し反省する。
何かあったら、助け合えるかも知れないし…

って、もうイビキが聞こえる。。。
ヘキサからお隣を(隣と言ってもフリーサイトなんでかなり遠い)覗くと、完全消灯で寝てらっしゃった。

ええい!どこもかしこも暗闇じゃないか!

今までのキャンプでも、夜トイレに行く際に、手元灯は持っては行ったが、ここまで手元灯が必要だと思ったのは初めてである。
いや、むしろ手元灯が無ければトイレまで(怖くて)行けない!
さすがワイルド系キャンプ場だ…

ここでは、獣の襲来もそうだが、暴漢が襲って来たとしても何が起きたか分からないだろう。
それくらいの闇なのだ。

このキャンプ場は、ファミリーはもちろん父子でもヤバイかな、安全が確認できるまでは、しばらくソロだけでやってみよう、などと思いながら焚火をくべ、バーボンを舐める。

携帯を見るが、電波はとても弱く、ブログを見て時間を潰すのも無理そうだった。

ずっと求めていたキャンプと焚火。
だが思ったより癒され感がないのは、この広がる暗闇のせいだろう。

22時でまきを1束使ったのでテントに入る。
ここは照明さえないのだからAC電源などあるはずもない。
山猫初の10°C未満での電源なしキャンプになった。

コンフォートマスターフォールディングマットの上で3シーズンシュラフインシュラフを完成させる。

「大丈夫だ、問題ない」
自分に言い聞かせる。
気温はテント内7°C、シュラフから肩が出ると、冷たい冷気が触れてくる。

雪洞で寝てる人だっているんだ!
(第1コーナーさん、自分、柔ですいません(^_^;)
と、自分を励ます。

夜中に何度か、獣系の足音や鳥が枝を揺らした?音で目を覚まし、その度にランタンを点灯させ、テントを少し揺らして音を立てた。

怖いじゃないか、そっとしといてくれ!(◎_◎;)


気づくとテントの外がやっと明るくなっていた。
5:40、朝だ。

まだ起きるには早過ぎる時間だが、昨日の暗闇のイメージを払拭したくて堪らず外に出た。

「明るい!外は平和だったんだ!」
やっと安心する。


山猫、森の番人になる
(すいません、ズボラパパさんママさん、パクりましたw)

目覚めのコーヒーを飲み、焚火で暖まったので、朝の散歩に。






はぁ〜気持ち良かった(^^)


そして撤収完了!


今回もありがとう!また来るよ!
と清々しく帰りたいところだが、撤収中に問題発生。

山猫、かなりの二日酔いである

あまりの暗闇の恐怖で緊張が続いて気づかなかったのだろう。
約2時間、焚火をしながらバーボンロックを飲み続けたのだ、無理はない(>_<)

お酒の味にもうるさい山猫だが、次回からソロではソーダ割にしよう…
と思いながら、帰りのコンビニでウコンを買って帰ったのであった。


おわり…

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