秋の陣#4 テントの影とカンクンの海の巻

山猫

2014年11月14日 10:47

2014.11月
グループキャンプ"秋の陣"
滋賀県 十二坊温泉ゆらら

2日目の夜からです。



ゆららさんは雰囲気ものんびりできたキャンプ場で、温泉も熱過ぎずにのんびり入れて、そして何よりも管理人さんがとても優しく粋な方でした。



イベントが終わった後は、宴会の準備などを始める。




この日も、夜は雨があるかも知れない微妙な天気予報と聞いたので、山猫は雨でも焚火が出来るように宴会場の横にヘキサを張らせてもらった。





日が沈みトワイライトゾーンに突入した頃、いつもの幕撮影を開始する。
そしてこの日はさらに新たな楽しみがあった。

デジカメを持参して、初めてのキャンプの夜なのである。





暗くなってからは三脚を使用して、夜景モードや星撮影モードなどで撮影を試みてみるが、どうもイメージ通りの写真にならない。


「何でうまく撮れないんでしょう?」

とお隣でやはりカメラをいじっていたみのととさんに助けを求めた。


みのととさんは優しく微笑んで、山猫のデジカメきみまろズームのスペックを確認すると、ISOとシャッタースピードのアドバイスをしてくれた。


「これでいけると思いますよ」と言ってくれたみのとと師匠のアドバイス通りに撮影してみると、







なんということでしょう♩


ようやく、山猫のイメージしていた夜のテントの写真が撮れ始めた。


「ちょっと見てください!これって凄くないですか?」

と近くにいたゆうにんさんやFlagさんにも画像を見せる山猫。


「イイデスネー…」
「イインジャナイデスカ…」

とゆうにんさんとFlagさんには棒読みの賛辞を頂いたが、そんな事は気にしない。





さらに、
「今度は自分撮りもして見ましたよ!いい感じでしょう!?」

と、まるでお絵かきを褒められた園児のようにはしゃぐ山猫。

Flagさんとゆうにんさんは相手にしてくれないので、またまたみのとと師匠に画像を見てもらう。


「いいじゃないですか。幕に映るこの影を見てください、これがいいですよね」


「てへ♥︎」


山猫がかなりご機嫌だったのは言うまでもない。





そしてご機嫌になった山猫は、さらに月の撮影に挑戦する。


「月はね、星と比べて明るすぎるんですよ。その分難しい」とみのとと師匠。


「なるほど」と気合いをいれて、何枚かの撮影に挑戦し、初めてにしては素敵な写真が撮れ始めた。


山猫のキャンプに、間違いなく新たな楽しみが生まれた日になった。





さらに月の撮影に挑戦していると、後ろからよっちゃんが声をかけてくれる。


「山猫さんはもう、スマホですけど何か?はやめちゃうんですか?」


「あ、うん…これだけ綺麗な写真撮れると、やっぱりカメラは楽しいね」


「そうですか…」と少し寂しげに頷いたよっちゃんはさらに、

「山猫さんのカメラも皆さんみたいにデジイチとかミラーレスとかのいいやつなんですか?」と聞かれる。


「いやw 俺のはただの普通のコンデジだよ」とピンクのきみまろズームを見せると、



こーらー!ww


思い切り山猫のカメラを鼻で笑った後、東洋の島国からきた青年は、


「スマホを使わないよっちゃんは、ただの…ただの△×◽︎凸凹・・・」と何かブツブツと言いながら、立ち去って行ったw



この間、みのととさんの自家焙煎珈琲を夫婦で何杯も頂いてしまった。

みのととさん、ほんとに楽しいひと時をありがとうございましたm(__)m





そして2日目の宴の開始だ。



改めて自己紹介なども行われ、またまた美味しいお酒と料理に囲まれる。


我が家からはフライドポテト(冷凍)とから揚げをご提供。
(手抜きではない!皆様の美味しい料理にはかなわないので、山猫ファミリーは子供向けにフォーカスしたのだ! とりあえず、すいませんw)。



かずうらさんの?ホタテご飯とクワトロさんのいわしサンマご飯、またクワトロさんの豚汁などを頂いた記憶がある。


きっとこの夜も、皆さんの心尽くしの一品が出揃っていたのだと思う。

だが、
「クワトロさんの豚汁は、ゴボウの臭みもなくてまろやかですね〜」と話していた記憶しか山猫には残っていない。

何故だ…





宴も盛り上がってきた頃、参加者の年齢が芸能人の誰と一緒かという話しになる。


某パパさん(一応モザイク)が、
「私は河村隆一と同じです」と発表すると、



きゃ〜♥︎ リュウイチ〜歌って〜♥︎とこの日も楽しいFlagママさんw


さらにこの日はFlagさんの長女ゆなちゃん、綾瀬はるかよりさらに3割可愛いというかなちゃんも席が一緒で、後にFlag三姉妹と呼ばれることになる。





だが何故か、当のFlagさんの話題になると静かになってしまう3姉妹。


不思議に思い、

「ねぇ、パパ(Flagさん)はキムタクと同じ歳なんだよ、優しくてかっこいいよね」とかなちゃんに話しかけてみると、


「え?…パパ…う〜ん…」としどろもどろになるかなちゃん。


それを遮るかのようにFlagさんが、

「みんな僕の事が大好きなんですよ、なぁ?な? ほんっとに最高の家族なんですからぁ、な?そうだよな?」と満面の笑みで話しかける。


だが3姉妹は、まるで海の底の貝のように固く口を閉ざしたまま笑顔も浮かべず、ゆなちゃんは黙って携帯をいじっていた…





あ〜カンクンの海が見たい…
ね?Flagさんもそうでしょう?

きっと素敵な海だと、思うんですよね〜




カンクンに思いを寄せて現実逃避する山猫だった…
※いづみ湯さんすいません、パクりました(^_^;)


高校生と中学生の娘さんが一緒にキャンプに来てくれるのだ。
それだけでFlagファミリーが仲良しなのは議論の余地はない!
(こんな感じのフォローで良かったでしょうか?(^_^;)







この日の山猫の席はよっちゃんとかずうらさんのお近く。

よっちゃんの修行時代の話しでパワーをもらったり、なぜか英会話をマスターするには何をすればいいのかについて、かずうらさんとお話ししたりして夜が更けていった。


そしてこの画像はFlagさんの娘さんのゆなちゃんの変顔アプリで撮影されたものであり、とても見るに耐えないものなので縮小掲載されている…







この日も激しい戦闘を終え、出航する赤い彗星。


だが、マンガのように爪楊枝を咥えて眠る人が果たして本当にいるのだろうか!?

少し疑問を感じた山猫は、横にいるよっちゃんに、

「ここは師匠をいじるタイミングなんじゃない?」と話してみる。


「いや、ここはまだそっとしておく所ですよ」

よっちゃんが断言する。


「なるほど、でもさ、もしツッコミを待っていたとしたら師匠が寂しがるんじゃない?」

「いえ、弟子としては師匠が本当に眠りに落ちたタイミングでこそ動かないといけないんです」


そんなまったくしょうもない会話をよっちゃんと交わして、しばらくすると、







「行ってきましたよ!」と自分撮りしてドヤ顔のよっちゃんw


だが薄目をあけて、そっとよっちゃんの事を盗み見たクワトロさんを、山猫は見逃していなかった。


師弟愛ってやつですか…

なんですか、このくだり(^_^;)





せっかく準備した焚き火用のヘキサだが、この日の夜はたまに強風が吹き、焚火は断念した。

まだ宴は続きそうだったが、バーボンでとろけてしまった山猫は皆様より一足先にテントに戻らせてもらう。



テントの中に見当たらない猫娘は、ゆうにんさんの女子会ケシュアにお邪魔してしまったそうだ。

猫娘が子どもたちに溶け込めてない時は頼むな、とママにお願いしていた山猫だが、ケシュアのサイズまでは説明するのを忘れていたのだ。


ズボラママさんの陣のしおりのおかげで、山猫ママはかなり助けられたようだ。

「みんないい子だった〜、もう満員だったんだけど、こうすれば寝れるんじゃない?って相談しながら猫娘を入れてくれたんだよ」

そう話すママの声を聞きながら、この日山猫は溶けるような眠りに落ちていったのだった…



狭くて寝れなかったと思うけど、みんなごめんね(>_<)

でもありがとうね。



最終日へ、つづく…



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