上野沼やすらぎの里#2 節約キャンプと猫パトロールの巻

山猫

2014年09月24日 20:26

2014.9月 ファミリーキャンプ1泊
茨城県 上野沼やすらぎの里

つづきです。



この日のキャンプ場は我家を含めて2組。

もう1組の方は第1サイトにいらしたので、第3サイトの我家はまたもや貸切気分のキャンプでした。


日が沈み、辺りは青白い光に包まれるトワイライトゾーンに突入する。



ランタンを点灯するこの時間帯は山猫の最も好きな時間でもあるが、実は最も事故が多い時間帯でもあり、昔は物の怪が彷徨う時間とも言われていたそうだ。

気温はまだ20℃で、長袖シャツを羽織るだけで十分であり、心配していた寒い夜への警戒は必要なさそうだった。





夕食のメニューは、秋ということで秋刀魚。

シチリニストを自認する山猫としては、やはり一度は秋刀魚を焼いてみないといけないだろう。

だが、



弱火モードで焼いたにも関わらず、皮は焦げたり剥がれたり…

秋刀魚は焼鳥よりも難しい、と思った。


余談だが、七輪の左に置いてあるシングルバーナー用の台に、山猫は鍋や熱くなったヤカンを置いて使っている。

また、テーブルの上には小さな鍋敷きも常備している。


キャンプを始めた頃は、定番の焚火テーブルが欲しいと思っていたが、お気に入りのテーブルが揃った今はこれで十分であり、特に不便も感じていない。

バーナー五徳は¥1,000しないで買えるし、鍋敷きは¥300前後で売っている。

山猫は時に、定番と言われる商品にも反旗を翻すのだ…





メインの食事はstaubくんで鳥もも肉と鳥ダンゴの鍋。

バンブーラウンジテーブル65は、まな板を置いて野菜を切ったり、カセットコンロを置いて料理をするのにも問題なしと確認できた。





鍋を食べている時に、我家のサイトに猫が接近してくるのを見つけて子供たちが騒ぎ出す。


山猫は幼い頃、野良猫に餌を与えたら、家まで着いて来られて、夜までずっと外でニャアニャアと泣き続けられたという思い出がある。


心優しいキャンパーさんは、こんな時、キャンプ場の猫に食べ物を与えたりするのかもしれない。

だが幼い頃のトラウマをもつ山猫は、断固として猫には甘い態度を取らない。

山猫などと名乗ってはいるが、猫を飼った事もなければ、特に猫が好きなわけでもないのだ。

夜中までテントのそばでにゃあにゃあ鳴かれたらたまったものではない。




油断するとサイトに近づこうとする猫を子供たちがパトロールする。


「しゃー!!」


と猫が近づくと威嚇の声をだして追い払う。




猫パトロールをする猫娘と息子猫…

猫、猫ともはや何を書いているのかよく分からなくなってきているが、猫パトロールで興奮した子供たちは珍しく21:30頃まで起きて騒いでいた。




家族がテントに入ったので、フルクローズして、独り焚火を開始する。

このキャンプ場は蚊は出るけれどブヨはいないそうだ。

蚊取り線香だけで23:00まで、夜の湖面を眺めてマイヤーズコークをすすって過ごした。


秋になり、スズムシの合唱を聴きながら静かな焚火の時間だ。

街中にあるキャンプ場なので、たまに車が走る音が聞こえてきてしまうが、


「やっぱり、キャンプはいいな…」

と独り思いながら、薪を一束燃やして就寝した。





朝の気温は15℃。




6:30の湖面を見ながら少しだけ散歩する。




ホットコーヒーのお湯を焚火と炭のハイブリッドで沸かし、ソーセージを焼いた。




少し寝坊して起きてきた子供たちと湖畔散歩に向かう。




黒いアヒル? ブラックスワン? 名前は分からないが、人が近づくと寄ってくる水鳥たち。

ちなみに息子猫は、魔法を唱えているわけではない…




サイトに戻り、水鳥にあげる餌としてバターロールを確保し、ついでに管理棟で1台¥300のレンタサイクルも借りて再び出発だ。






キャンプ場の対岸で記念撮影。

上野沼の1周は2.7kmだそうだ。

風を切って走る湖畔サイクリングは、ごく控えめに言って、とても気持ち良かった。

山猫の頭の中には、何故か松田聖子の白いパラソルがずっと流れていた…





息子猫号には、トイストーリーのブルズアイ、ウッディ、ジェシーが同乗している…

参考までに小学校6年生である。


あまりにも気持ちいいところなので、デイキャンプをつけて午後までのんびりして行くことに決定した。




シュラフもふかふかになるまで乾燥。


「節約キャンプじゃなかったのかな?」

とママに言ってみるが、


「…もう、お金の話しはやめようよ」


どうでも良くなったらしい…
いつものパターンだ。




マットも車に載せて乾燥し、




焼きそばをお昼に食べた後、のんびり撤収をした。


チェックアウト後は割引券を貰って、近くのスーパー銭湯でお風呂。


さて、高速代とガソリン代は考えない事にしている山猫ファミリーなので、キャンプで¥2,100、レンタサイクル3台¥900、デイキャンプ¥300×4人で¥1,200のトータル¥4,200。


安い!!


これにお風呂の値段が加わり、食材の買い出しを入れて、1万円前後で収まっただろうか…



※山猫ママ’s eye


お金を気にしながら遊ぶのは、やはり楽しさ半減になるけれど、ほぼ予算内で済むと少し嬉しいものだ。

だがお風呂の値段は既に忘れてしまったし、ここでわざわざ調べて思い出すのは野暮というものだろう…


こうして山猫ファミリーの節約キャンプが終わったw

ありがとう!上野沼やすらぎの里



〜おまけ〜



茨城県のママのおみやげ。




息子猫のバースデー。

プレゼントはトイストーリーのレックス…

何度も書くが小6とはこんなものなのだろうか。







我家のキャンプ物語はまだまだ続くのだ。


おわり…



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