西湖湖畔C#2 キャンプファイヤーとサークルベンチレーションシステムの巻

山猫

2014年08月31日 08:10

2014.8月 1泊 ファミリーキャンプ
西湖湖畔キャンプ場

つづきです。



管理棟横の看板で記念撮影。


つづきは夕飯からです。


お出かけから戻ると時刻は17時前だった。


日が落ちるのが早くなってきたので、夕飯の準備を始めなければならないが、この頃には山猫の体力は限界に達していた。



※山猫ママお得意のアボガドとマグロのサラダ


夕飯のために七輪の炭火をおこし、テントにマットとシュラフをセットしたところでそのまま仮眠。



30分ほど寝て目を覚ますと、家族が寒い、寒いと連呼している。


仕方がないので、8月からまさかのTMO(タキビ・マンナカニ・オイテミタ)を発動。

※ちなみにスノーピークのIGTに対抗していますw



まさか真夏に焚火を囲む夕飯になるとは想定していなかったが、シンプルキャンプを目指して荷物を減らしてきたことで、雨の降る日のタープの下でも、家族と荷物が何とか収まった。


「あったかいね〜、テントも新しくなったし、うちもこれでおしゃれキャンパーさんに見えちゃうかなぁ♥︎」と、ママが楽しそうに話しかけてくる。


山猫は静かに首を降った。

「君はおしゃれキャンパーについて、何も分かってない、うちはどこからどう見てもおしゃれキャンパーじゃない」


そもそも、上の画像を見直して頂ければ分かるが、ネビュラチェーンにぶら下がっているシェラやカップは、大きさも種類もデタラメにぶら下げられており、100均のザルまで干されている。


おしゃれキャンパーさんは、まずこんな事はしないのだ…


「うちはタオルや水着だって平気でテントに干すだろ、多分おしゃれキャンパーさんはそんな事もしないんだ」


「じゃあ、おしゃれキャンパーさんは、いったい何処でタオルを干すのよ?」


「そんな事は俺だって知らない」


そう、山猫はまだまだ分からない事だらけなのだ。

まるで初めて船に乗って航海にでる新米水夫のように…




夕飯は、枝豆にトウモロコシ、そしてstaubでニンニクとベーコンの玉ねぎスープ。

先日TVで見た野菜料理の特集があまりにも美味しそうだったので、椎茸のマヨネーズ焼きとピーマンの丸ごと炭火焼きも食べた。


BBQ=肉のイメージだったが、野菜を炭火やstaubでじっくり調理すると、これほど旨くなるのか、と夫婦で感嘆した夕飯になった。


だがもちろん焼き鳥も食べたが。



すっかり暗くなった頃、バンガローに宿泊されていた団体さんが、キャンプファイヤーを始めているのが見える。



去年の夏キャンプでも、山猫ファミリーは幸運にもガールスカウトさんのキャンプファイヤーに遭遇したが、これで2年連続の幸運だ。


昨年のキャンプファイヤーの楽しさを覚えている猫娘が、居ても立ってもいられない様子で催促するので、




「すいません、娘が近くで見たいって言うもんで…」と団体さんに話しかけると、

「どうぞどうぞ(^^)」と今年も快く迎え入れてくれた。



ちゃっかり中に入って踊りに参加している猫娘。

人見知りな親と違い、いったいこの子は誰に似たのだろう…と微笑みを絶やさずに山猫は猫娘を見守った。


最後には家族全員で花火までご一緒させてもらう。

本当にありがとうございましたm(__)m





雨だから今日はテントでUNOやろうな、と言っていたが、猫娘は全力で遊んだので撃沈だ。




これも雨用に持って来たDVDプレイヤーで、息子猫はバックトゥザフューチャーを見て夜更かししている。


何故かこの映画を息子猫に見せてやりたいとママが選んだのだが、バックトゥザフューチャー自体が1985年の映画で、もう30年近く昔の映画だ。

そういう意味では、今がまさにフューチャーだ。


食い入るように最後まで映画を見ていた息子猫を見て、ママがとても嬉しそうに微笑んでいた。





バーボンを1杯だけ飲んで、疲れている山猫も10時には就寝。


〜山猫さん、安心しておやすみください〜


マスター4Sドームの声が聞こえたような気がしたが、その時にはすでに山猫はシュラフの中に溶け込んでいた…





朝だ。

西湖、サイコー!




フルクローズした4Sドームとヘキサ。

マスターカラーのサンドベージュは、テントの中からでも辺りが明るくなって来たことが分かる。

真っ暗だったテントの中で、徐々に白く輝き出すサンドベージュを見て目を覚ましたのだ。




テーブルの上にいくつかカップを置き去りにしたのと、食器を干したまま眠ってしまったが、それ以外は、夜中に強風になっても飛ばされたり、濡れて困ったりするものはなかった。

我ながら今回のキャンプは及第点と言える。




極太ソーセージとフランスパンの朝食をとり、雨がふっているので早めの撤収を開始。


今回も息子猫に、シュラフとマットの撤収を頼む。




前回のキャンプでは、灼熱の中の撤収で、テントの中のあまりの暑さに半ベソをかいていた息子猫に、

「今度のテントはな、中が涼しいんだぞ」と自慢してみる。




「このテントは、サークルベンチレーションシステムって言ってな、テントの中にそよ風が吹くんだ」


だが、ぶつぶつ言いながらシュラフを丸めていた息子猫は、


「今日は暑くねえし…」と即答する。



そうか息子よ、サークルベンチレーションシステムを体感するのはまた今度だな、と心の中で語りかける山猫だった…





オーナーさんに記念撮影してもらいチェックアウト。




近くにあるいずみの湯で温泉に浸かっていく。

とても綺麗で気持ちいいお風呂だった。

※今、山猫が最も更新を楽しみにしていると言っても過言ではないいづみ湯さん(human emotions)のブログもぜひご覧くださいw




帰り道で、少しだけ姿を現した富士山と記念撮影をした。


こうして、キャンプを始めて2回目の山猫の夏が終わりを迎えたのだった。




〜おまけ〜



道の駅富士吉田でママが買ったお土産。




モンベルショップができていたので、ママはステッカーだけ買っていましたw



おわり…


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