西湖湖畔C#1 小雨のキャンプの巻

山猫

2014年08月30日 13:33

2014.8月 1泊 ファミリーキャンプ
西湖湖畔キャンプ場



子供たちの夏休み最後の週、初めての西湖へキャンプに行って来ました。

そして、2014山猫の夏 最終章です。

「夏休みの最後に水遊びできるキャンプに行きたい」

と山猫ママがつぶやいた。


家族にキャンプに行きたいと言われて、断る訳にはいかないが、月末が迫る仕事の追込みの週で、山猫の身体は地球の重力をひしひしと感じるほど弱っていた。





おまけに予定した日は、最高気温20℃と寒さを感じる気温に加え、小雨が舞う天気予報だ。


出発の朝、どうしても起き上がれない山猫に、

「もしかしてだけど〜♩
キャンプに行きたくないって 思ってるんじゃないのぉ〜♩」


と朝からハイテンションのママがドブロック風に襲いかかってくる。


「・・・・」


暫しの沈黙の後、

「この際 ドラえもんの 映画でいいんじゃないのぉ〜」

と、返して見る。
そう、山猫は子供たちとドラえもん3Dの映画を密かに見に行きたいと思っていたのだ…


「あたしだって、新しいテント見たいんですけど!?」


ふむ。
さぁ、出発だ…



今回選んだのは西湖湖畔キャンプ場

我が家から、高速を使って約2時間で来れる。

西湖湖畔では遠浅で、安心して湖水浴できるという情報で選択。




水も綺麗で、急に深くなるところもなく、湖畔で子供たちを水遊びさせるには確かに良いところだ。




半袖では肌寒く、たまに霧雨が舞う天気だが、初めての西湖に家族も満更でもないようだ。


「西湖では、西湖サイコー!って言って盛り上がるらしいぞ」と言ってみる。


猫娘「・・・・・」


息子猫「おもしろくないね・・・」


山猫ママ「田沢湖と比べたらちっさいね・・・」



家族よ、分かる、分かるぞ…


すべては今日の天気のせいなんだ!





天気は予報通りの肌寒い小雨で、分厚い灰色の雲が空を覆っている。


それでも、気を取り直して設営。



夏休みとはいえ平日で、しかもこの天気だ。

テントサイトは我家の貸切だ。




設営場所はバンガローゾーンと湖畔の間に決定する。

今年は湖の水位が上がっていて、湖畔のサイトは例年より狭くなっているそうだ。

目一杯詰めれば50張り程度入れるが、フリーサイトなので、通常は20〜30サイトで満員になるとオーナーさんに聞いた。




連休はほぼ満員になるが、通常の週末なら予約なしでもまず入れるそうだ。





フリーサイトなので、ヘキサとテントは干渉させずにレイアウトできる。

スペースは10×7mで収まっており、区画サイトでも10×10mのスペースがあればこの形が作れることを確認。


山猫はキャンプを始めて以来の念願だったウェザーマスターシリーズでの連結を、ついに果たしたのだ。


俺は…
猫は猫でも、山猫だ!
にゃあ〜(=^x^=)



と心の中で絶叫したのは当然だろう。



小雨の天気の中、

「せっかく新しいテントなのに、濡れちゃうね」とママが話しかけてくる。


「いいかい?ウェザーマスターとは、天候を極めた者って名前なんだ、こんな天候の時こそ、このテントは快適なキャンプをさせてくれるんだ」と山猫は応える。


何故かママは、軽く愛想笑いを浮かべただけで、何か見てはいけないものを見てしまったような顔で山猫から目をそらす…





きっと山猫の答えは、ママにとってはトンチンカンなものだったのだろう…


そんな事を思いながら、設営を終えて独り、湖でりんごジュースを飲む山猫だった。





雨で水遊びが出来ない時の為に、周辺の施設をママが調べておいてくれた。

向かったのは西湖癒しの里根場






藁葺き屋根の古民家が並び、1件毎がお土産屋だったり、体験施設だったりする。




匂い袋を作って見たり、




黒田官兵衛がかぶっていたという兜を見たり、




昔の遊びコーナーで遊んで見たり、




ふじみ橋で富士山を眺めてみたり…

もちろんこの日はまったく見えない。



バスで来ている観光客の方も少なくなく、なかなか面白い場所だった。


少なくとも、小雨の中、寒さに震えながら湖に漬かっているよりは良かったと思う…


夕飯へつづく…


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