川和自然公園#1 初の父娘デュオの巻

山猫

2014年06月23日 18:14

2014.6.21〜1泊 父娘キャンプ
群馬県上野村 川和自然公園キャンプ場



GWから1ヶ月半振り、そして初の父娘でのデュオキャンプに行って来ました。

そして久しぶりに我家のキャンプデビューのテント、サウスフィールドでの出撃です。
キャンプの予定が見えない長い長いトンネルを抜けて、6月下旬にようやく土日休みの目処がついた。


少し事情があって、山猫ママは今回のキャンプは自粛。
ママを1人にするわけにはいかないので、息子猫も留守番組に決定。


「あぁ、俺キャンプ行かない、いってらっしゃ〜い」とクールな息子猫の反応は気にしないことにして、


「ママのことを頼んだぞ!」


息子猫に言い残し、初の父娘キャンプの実現だ。



いつも父子キャンプでは息子猫と2人だったので、
「あたしもパパと2人で行きたい!」と泣いていた猫娘。


そんな事で当日は気合いも十分で、
「パパ、朝だよ、ウフフ♥︎」と満面の笑みで起こされたのは朝4:50だった…






7時過ぎには準備完了してしまったので、のんびり下道で出発。


車中ではアナ雪のサントラが大音量で流れ、横では猫娘がジャイアンリサイタルを開催している。


留守番組のママが早起きして作ってくれたオニギリを車中で頬張り、2時間弱走った途中の道の駅で休憩だ。





おばあちゃんの手作りわらじという露店が目にとまったので、別におねだりされたわけでもないのにピンクのわらじを猫娘に買ってやる。


「ありがとう!パパ、これさ、誕生日とかにくれたらよかったのに(^^)」と喜んでくれる猫娘に、


「ただのお土産だよ、たいしたもんじゃない」と、まるで初めてのデートをする時のように、山猫はなぜかカッコつけてしまう。


な、なんなんだ!?
この懐かしいラブラブな感じは…



山猫の脳裏に、そんな言葉が浮かんでくる。
本当に猫娘が喜んでいるのかは、もちろん分からない。
だが少なくとも山猫は喜び上手の女性が大好きである


「今日1番のお客さんだから、おまけしとくよ!」とおばあちゃんが50円サービスしてくれた。


幸先の良いスタートに、山猫がご機嫌でキャンプ場へ向かったのは言うまでもない。






川和自然公園、ここにはスカイブリッヂと呼ばれる巨大な吊橋があり、公園内にキャンプ場がある。


実は我家の第2回目のキャンプに選んだ場所で、猫娘にとってはこれまでで1番のお気に入りキャンプ場だったのだ。


※当時のレポはこちら
(昔は短くて簡潔なレポだったなぁw)






お気に入りの理由は、このローラー滑り台。
結構な長さもあり、お尻に敷くビート板も用意されていてお尻は痛くならない。



夜からは雨の予報だったので、
「キャンプ場についたらさ、まず滑り台やろうね」と約束していた。








ローラー滑り台も含めて、何回滑り降りたか分からない。


でも大人も楽しんでいなければ、子供はすぐにそれを察してしまう。


「すごい滑り台だなぁ〜これは楽しいな!」と声をかけながら、俺、頑張ってるな〜と少し自分に酔う山猫…。



だがそこで、予報とは違う早めの恵みの雨がパラパラと落ちてきた。


「あ、雨だよ、タープだけでも張っていいかな、降り出しちゃったら荷物も濡れちゃうからさ」


まだ遊び足りない猫娘に睨まれながらサイトに戻る。



ようやく、




サウスフィールド ヘキサタープ設営完了!


今回選んだサイトは、2年前と同じ場所だ。
雲がたちこめるあいにくの天気だが、
「そうだ、この景色に俺はやられたんだよなぁ」と素晴らしい眺めを見ながらビールをあけた。




タープさえ張っておけば雨が降っても、荷物もテントも何とかなるかな、とここでやっと一息だ。


サイトサイズを大まかに計測すると、大股で歩いて8歩の長さだった。


これでは270サイズのサウスのテントと4mのヘキサを独立して張ろうとしたら、ヘキサがヨレヨレになるのも無理はない。


2年前にキャンプを始めた頃は、テントとタープがサイトにうまく収まらないのは自分の無知のせいだと思って落ち込んでいた。


だが今は違う!


連結しないとここじゃうまく張れなくて当然だったんだ、と山猫は物思いに耽るのだった。




軽い休憩の後、吊り橋のシャボン玉を見に行くことにする。
ここでは30分おきに橋の途中に設置された機械からシャボン玉が放出されるのだ。




すこし橋の手すりに近づくだけで目眩を感じるほどの絶景の中を、無数のシャボン玉が飛んでいく。




猫娘はこのシャボン玉は写真でしか覚えていなかったようだ(まだ幼稚園児だったのだ)が、
「すごいね!綺麗だね〜!」と大喜びだ。


日帰りの方も多く来られていたが、確かにこのシャボン玉はすごい。
一応、橋を往復するのに¥100を支払うが、この幻想的な景色を楽しめるなら十分だ。





橋を渡るとトンネルがあり、




谷を挟んでお隣のまほーばの森がある。


バンガロー中心の場所のようだが、キャンプも出来るようだ。





その後もローラー滑り台に付き合わされたが、なんとかテントまで設営完了!


約1年振りにサウスフィールド0507CDを張れた。



「誰が何と言ったって、俺はこのテントでキャンプにハマったんだ!」



久々のサウスカラーのセットに、山猫は自然にニヤついてしまう。


今回は2ルームなしで、ドームテント&ヘキサだけで悪天候にどう対処するか!?がテーマでもある。


夜から小雨が降る予報でもあり、悪天候のシミュレーションとしてはなかなかの状況だと思われた。



だがこの後、山猫は己の未熟さを思い知ることになるのだった・・・


つづく…



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