みどりの村#1 風と寒さと2ルームの巻

山猫

2014年05月08日 04:42

2014.5.3〜3泊 ファミリーキャンプ
群馬県高山村 みどりの村AC



昨年に続いて、山猫ファミリーのGWキャンプは、お気に入りのみどりの村に行って来ました。

キャンプ2年目を満喫中の山猫ファミリーのキャンプ道具は、少しずつだが増えてきている。


※キッチン道具収納

まずは前回お試しに使った収納ケースが気に入ったので、GWキャンプからレギュラーに加える事にした。



追加導入した赤色を火器ケース。



積載第1段階。

加えてインナーマットの上にシュラフバッグとレジャーマット、staubくん、そして家族分のチェアを詰め込む。



幕と七輪、クーラーボックスを積んで積載完了だ。

うまく積めた時は写真を撮っておくと、次回から迷わなくていい、と何処かで見たので画像を残す。


だが…



着替えのバッグやセラミックファンヒーターは後部座席にお邪魔することになった。

こ、これ以上は無理だ…と全身からオーラを出し、家族の誰にも文句は言わせない。

加えて、


※ブルズアイがこんにちは…(映画 トイストーリーより)

我家の子供たちは、キャンプにおもちゃも連れて行くので、座席は毎回わやくちゃになる。

だがそれは、既に山猫の問題ではなく、子供たちの問題だ。

いつも、
「よくこんなごちゃごちゃの所に何時間も座ってられるな」と感心するが、それは子供たちの自己責任なのである。



さて、今回の4連休を実現するため、前日までガッツリ仕事だった山猫に加え、
「休みの日まで早起きしたくない」という山猫ママの希望も受け入れ、8時頃に起床、出発は10時半過ぎのスロースタートとした。

既にGWの関越道の渋滞は40kmと報道されていたので、のんびり下道で向かう作戦だ。

山猫には、高速料金を払ってノロノロ運転をする趣味はない。


・・・・・



・・・・・



5時間かかって到着(T_T)



時刻は既に16時を過ぎている。

我家はキャンプの準備は全員参加を表明しているが、子供たちは今回、長い渋滞に耐えたのだ。

少し気を使って、
「ポールだけ組立ててくれたら、遊びに行ってきていいぞ〜」と言ってやる。

すると、速攻で組立てたポールを投げ捨てて、何処かに走り去って行った…


ポツンと取り残された形になった山猫夫婦だが、まだ設営はせずに、アジの刺身をツマミにビールで乾杯をする。

既に周りのキャンパーさんは、皆さん設営済みで、晩御飯の準備中だ。


あの人たち、大丈夫か?という視線を軽く感じながらも、5時間のドライブをしてきた山猫夫婦には休憩が必要だったのだ(誰が何と言っても…)。




そんな怪しい空気を漂わせながらも、休憩後に気合いを入れて設営完了。

時刻は18時前だ。
いいんだ、今回は3泊もするんだから、1日目はこんなもんさ、と自分に言い聞かせる。


風が強く吹いていたが、設営を邪魔するほどでもない。


だが、戻ってきた息子猫が、周りのキャンパーさんのタープが大きく揺れるのを見て、

「おぃ、タープはちゃんとやった方がいいぞ」と偉そうにアドバイスをしてくる。

うむ、と頷き山猫は設営を続けた。

たとえ相手が11歳の少年だろうが、正しいアドバイスなら、山猫は素直に従うのだ。

生意気な台詞は少し気になったが、彼が設営時の環境を肌で感じる事が出来るようになったことを少し嬉しくも思った。

こいつ、覚醒してきてるな…


風速予報は4mだったが、標高600mの山の中だからか、もう少し強く感じた。

真夏のような暑さから、夕暮れにかけて気温は一気に低下していく。




山猫ママは、ある程度の設営が終わると、ついにシェルターに引きこもって出てこなくなったw

「この風じゃ焚火も危ないし、ご飯は中で食べようか?」

「うん」と小さな返事が返ってくる。

シェルター内のテーブルは、耐荷重80kmの収納ケースだ。

オシャレなサイトは目指さない!と誓ったわけでは決してないが、山猫ファミリーは見た目など気にしないのだ。





今夜のメニューは焼肉だ。
外にセットした七輪炭火で肉を焼き、シェルターに運ぶ。

炭火は、風のある日でも遠赤外線で、きっちりと料理をやらせてくれる。

我家のキャンプ道具の中でも、かさばる代表が七輪くんだが、持って来ない訳にはいかないのだ。




外は強風、冬のような気温でも、シェルター内はセラミックファンヒーターで暖まり、何とか落ち着いて食事が出来た。

食後はUNOで盛り上がり、21時半を過ぎた頃、子供たちは就寝。

子供たちが寝た後、
「やっぱりこんな時に2ルームは役に立つな」とママに話してみる。

「うん、キャンプに来て、こんな部屋の中に居るなら、家にいろよって思うけど、やっぱり2ルームは安心だわ」

「でもさ、2ルームは場所を食うんだよな、少し大きめのテントの中でも、食事やUNOくらいは出来ると思わない?」

「寝るところで食事するのはヤダ。寝室とリビングは別の場所がいいよ」

「キャンプでも?」

「もちろん、キャンプでも」


確かにテントの中で食事をしたら、あっと言う間に、我家のシュラフは食べこぼしの染みだらけになりそうだ。

ダテに子育てを10年以上やって来た訳ではないんだな、と山猫ママの台詞を聞きながら納得する。



我家に2ルームは本当に必要か!?

をテーマにやって来た今回のキャンプだが、

2ルーム、最強じゃないか!

と山猫も心の中でつぶやいていた。

まずは、2ルーム必要説が1歩リード、いや3歩くらいリードしたイメージだ。



昨年も、寒さと風の洗礼を受けたみどりの村だが、今年もそう簡単に、快適なキャンプをさせてはくれないようである。


つづく…


あなたにおススメの記事
関連記事