城里町ふれあいの里#1 余談としてのテントの話し

山猫

2016年03月09日 22:19

2016.3月 父娘キャンプ
茨城県 城里町ふれあいの里オートキャンプ場



3月になり、季節は春になりましたね。

そして春キャンプ第1弾は、父娘で城里町ふれあいの里へ行ってきました。




3月の第1週末。
前日になって、1泊のキャンプに行ける目処が立つ。

サクッと近場でソロで出るか、と考えるが、猫娘が参戦表明。


「ふむ。じゃあ星を観に行くのはどうだ?」

と2人で今回のキャンプテーマを話し合い、前日に駈込み予約を入れた。

そうして向かうのは城里町ふれあいの里オートキャンプ場
ここには天文台があり、毎週土曜日には星空観察会が行われるらしい。(ただし、晴れていれば…である)




10時前に積込み完了で出発。

キャンプ場は12:00からチェックインと聞いていたので、高速を途中で降り、マックで昼飯&スーパーで買出し。

子供のおやつは¥350(ジュース込み)で設定しているが、税込でぴったりに収める猫娘。(やるなw)




途中で高速を降りた為、キャンプ場到着は14時過ぎになってしまう。

マックのドライブスルーが激混みだったのと、串打ちされた焼鳥が売っていなかったスーパーのせいで(1からメニューを考えなければならなかった)、2時間近いタイムロスとなった。


【山猫メモ】
キャンプ当日の買出しは、大きなタイムロスになる




ざっと設営完了したのは15:30過ぎ。
既に夕方である…

猫娘と2人だが、テントはファミリー用の4Sドーム(旧型)。



〜ここから余談〜
書いていて思い出しましたが、2016年のコールマンマスターシリーズには新型4Sドームノトスが登場しましたね。



山猫ファミリーが使っている旧4Sドームと比べて、フロアサイズが270×270から300×300へと変更。

フライのベンチレーターが、スカート巻き上げ式からメッシュの開閉式へ変更。

値段は3万円ほどアップw


冬は2ルームを使う方が多いから、あまり売れなくて廃番になったのかと思っていましたが、どっこいリニューアルとなりました。


旧4Sドームを使う山猫にとってこのテントは、

このドームテントで、すべての季節のキャンプを快適にして見せる!

というコールマンマスターシリーズの開発コンセプトに惚れ込み、信じた結果の選択でしたから、やはり注目してしまいます。




新型は大型サイズになった事で、全長も510cm 幅は400cm。
ちょっとした2ルーム程の大きさになりますね。


でも前室の奥行きは、145cmから105cmに短縮されています。


これはいったい、どういう事だろう?




はい、そうです。

新型4Sノトスはインナーテント吊り下げ式を採用する事で、シェルターとしても使えるようになったようです❗️

つまり、外に居られない悪天候の時は、このインナーをはずせば、急遽シェルターとして調理&食事ができる事になります。


まあ、食事が終わったらインナーを再び装着して、シュラフを広げるという作業を想定する事になりますが(^_^;)

そんな想定外の悪天候はそうそうないですから、これはありでしょう。


よって、普段の前室には、ある程度荷物が置ける程度のスペースがあれば良い、という事になるのでしょうか。


そんな事よりも何よりも、インナーをはずして使えるという事は、

◉雨の設営・撤収でもインナーは濡らさずに済む

◉父子キャンプの時は小さなインナーを持参して、カンガルースタイルにする事で2ルームのようにも使える

◉インナー無しでシェルターの様に使える

などの利点が挙げられます。



2年前にこのテントがあったら、買ったな・・・


と思うほど、あらゆる環境・人数・スタイルに適応可能なテントに見えますね。



でも、よく考えると、こういう使い方ができる幕は色々ありますね。


スノーピーク リビングシェル+インナールーム


これは本来シェルターであるものを、テントにも出来ちゃうという考え方ですね。

サイズも455×415と、新4Sよりも小振りなので取り回しも楽かと思われます。

区画サイトでも、残りのスペースにオープンタープを張ったり、焚火スペースを確保するのもこのサイズならやり易いとイメージできます。

さらにシェルターとしての使用なら、サイドにもメッシュ窓&出入口があるリビングシェルの方が勝ると思われます。


また、我家が持っているビジョンピークスの2ルーム(廃番)も5m弱の全長で4人家族が寝られる吊り下げインナータイプです。


同じようにカンガルースタイルにもシェルター仕様にもでき、サイドにはメッシュの窓がある点では、ノトスに優ります。


そして山猫がこれらの幕に魅力を感じていたのは、オールシーズン、ファミリーでも父子でも、そして言ってしまえばソロキャンプでも使えるサイズ感と機能性です。


まあ…こんな事を言い始めるとキリが無いのでw

要は、マスターシリーズからこういう幕がついに出たんだなぁ、とファンとしてはとても嬉しい、とだけ言わせてもらいます(^^)


「あぁ、うちはね、家族でもソロでも、キャンプではこのテントだけなんですよ。え?1年中これだけですよ。一応名前が4Sドームって言うんでね」


なんて言えるテントを持つ事が、キャンプにハマって以来、夢だったのです。



でも、長男は中学生になり、家族全員でキャンプに行ける機会も激減している今は・・・


ウェザーマスター トリオドーム

買い換えるなら、こちらですね(^_^;)

トリオドームもインナーは吊り下げで、取り外すとグランドシートは残ってしまうようですが、さして問題は無さそうに見えます。

※コメントいただいた方から、トリオドームはフライだけでは自立しないように見えるとの情報を頂きましたm(__)m
山猫の幕妄想も一旦白紙に戻りそうです(^_^;)

240×210のインナーサイズは大人2+子供2でギリギリ寝られるだろうし(未確認)、ソロなら小さなインナーを持って来てカンガルーに出来ますね。

新型ノトスと同じく、ウェザーマスターの4Sコンセプトシリーズだし、インナーをはずせば小さなシェルターとして使えるようなので(未確認)、現時点での山猫No.1テントです。 ※上述の通り要確認です。


まぁ、今使っているテントに、既にかなりな愛着を感じているので、ファミ用もソロ用も、壊れるまでは買いませんが、

久しぶりの幕妄想は楽しかったニャア(=^x^=)

とだけ言わせてくださいm(__)m




やっと余談おわりw


では、旧4Sドームとヘキサを設営したところから、本編に戻ります。


風が強くなければ、今回もオープンタープの下でのんびり自然を感じて過ごす。

強風などの不快な天候なら、広いファミリーテントの中で、猫娘とUNOでもやろう、というイメージングである。

実際、この日の気温は13℃ほどあったが、予報よりも少し強い風で、肌寒い設営になった。




そして何と❗️
こちらの第1サイト(電源なし 2千円ちょいのお値段)は山猫親子の貸切だ。

「今は閑散期なんで、お昼までは延長料金はいいですよ」と受付でも言ってもらえた。


林間サイトだが、広がる空も眺められる素敵な景観だ。




「誰もいないねえ…今日はお友達も出来ないな…」と寂しそうにつぶやく猫娘。

「こんな広い所を好きに使っていいって言われたんだぞ。めちゃくちゃ贅沢じゃないか」と応える山猫。


誕生日におばあちゃんから買ってもらったパンダのパンちゃんを抱きしめて、

「そーだねー、貸切だねー❗️」と気を取り直して走り回る猫娘。


物事は常に考え方次第なのだそうだ。
常に幸せな気分でいられるように、少し考え方を工夫すれば、幸せの波動が生まれ、その波動が次々に幸せな出来事を引き寄せるらしい。(by引き寄せの法則)


子供たちには常に幸せでいて欲しいものである…
そして山猫も、もっとお金持ちに…




そんな暇な時の為に持って来た絵の具セットとスケッチブックを取り出して写生を始める猫娘。

設営の間に(手伝いは一切せずに)、完成させたようだ。


彼女はいつも、眼前に拡がる景色の中の何かひとつのものにフォーカスして絵を描く。

自分にはなかったこの資質に、いつも感心してしまう山猫だった。(親バカですが何か❓w)





チェックインの時に聞いていた鮭の稚魚放流イベントに16:00から参加させてもらう。

管理棟にある水槽から稚魚をペットボトルに入れて、



車で1〜2分の場所にある川へ向かい放流する。


「今日放流したのは60匹ほどなんで、3〜5年後に1〜2匹は、この川に戻ってくるでしょう」という説明を聞きながら、小さな稚魚を見送った。


「そんなに少ない確率なのか…」と感慨深い山猫の横で、

「ねえ、これで終わり?」と聞いてくる猫娘。

子供は時に残酷な事を言うのだ…(係の方、貴重な経験をさせて頂きありがとうございましたm(__)m)




キャンプ場に戻り、鮭のクイズに正解すると、記念品のタオルと魚の説明がプリントされたファイルを頂けた。

素朴で短時間だけれど、貴重な経験だと思った。

親である山猫は、こういう機会がなければ、一生稚魚の放流などさせてやる事はなかっただろう。


「鮭の卵はイクラ❗️」

家に帰って、ママに最初に言った猫娘の言葉はこれだった。


脱線して書き進めた余談が長過ぎたので(^_^;)、つづく…



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