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2015年09月15日

【小技】キャンプでの洗い物オペレーション

キャンプでの洗い物考察



2015年の春から夏にかけて、あるきっかけからキャンプでの洗い物について考え、取り組んでみました。

その小技ともいうべきオペレーションについて、備忘録として記したいと思います。




2015年春、お友達ブロガーのFlagさんファミリーと合同キャンプを実現できた。



このキャンプでは、大人たちはまったりお喋りしてお酒を呑みたいので子供たちが暇にならないように楽しんで欲しいので、キャンプの夕飯は子供たちに作ってもらおう、という山猫の我儘な提案に乗ってもらうことになった。




高校生のゆなちゃんと中学生のかなちゃんが、我家の猫娘の面倒を我慢強く見てくれて、女子チームはカレーの甘口と辛口の2種類の鍋を作ってくれた。




男子チームはデザートにクレープをつくる担当。


山猫にとってこんな形のキャンプは初めてだったけれど、子供たちの調理の間にFlagご夫妻とゆっくりお話し出来たし、頑張ってくれた子供たちの料理はとても美味しく、楽しい夜は過ぎて行った。


さて、翌朝は残ったカレーでカレーうどんなどを頂き、お母さん’sにある程度の片付けをしてもらった後は、いよいよお父さん’sの出番である


たまったお皿や鍋を抱えて山猫とFlagさんは水場のシンクに向かう。
そこでお父さん’sの長い闘いが始まることになった。


まいんちゅさんに対抗してのイメージ画像


大量の食器、カレーで汚れたお鍋、スプーンたちとの格闘が始まったのだ。


これはダメだ!
こんなのは何かが間違っている!



腰が痛くなりますね〜と話すFlagさんに、山猫は思わずこう叫んでいた…


このキャンプを契機に、いつかは考えなければいけないと思っていたキャンプでの洗い物オペレーションを本気で検討開始したのだった。


帰宅後に、「キャンプの洗い物」的なWordで検索を続け、色々なブログも参考にさせて頂いた。
そしてあるレポで、ユニフレームのフィールドシンクの使い方を見せてもらった。

フィールドシンク、なかなか便利な道具のようだ…


だがいつものように、山猫はすぐにキャンプ道具を買うことはしない。
まずは今ある道具で色々試してみるのだ。

ということで前置きが終わったのでw
山猫的洗い物オペレーションをざっと書き出してみる。


①キッチンペーパーの使用

まずは食べ終わった食器や鍋に付着した残飯やソースなどをキッチンペーパーで拭き取る。

ふき取ったペーパーはどんどんゴミ袋に捨てて行く。

よほどの汚れじゃなければ、この時点で再利用出来る食器も少なくなく、飲み物用のカップなどはジャグの水で軽くゆすいでやればまた使えるLevelに復活する。

だが問題は、ねっとりと残った油汚れや塩分やソースで固まってこびりついた汚れ、ご飯の食べ残しが固まったものなどの頑固な汚れだ。

夕飯で使った食器を翌朝洗おうとした場合、多くの食器や鍋がこの状態になっている。


②大鍋の利用


※2015.8月 巾着田公園にて


こびりついた汚れはキッチンペーパーで拭き取ることは不可能だ。

まずは大鍋にお湯を作る。
この大鍋がフィールドシンクの代わりとなる。
我家はクッカーセットの1番大きな鍋を使っている。

山猫はキャンプの撤収日の朝も七輪炭火を起こすので、朝食後に残った炭火に鍋を置いておけば勝手にお湯ができる。

このお湯に洗剤(我家はジョイ)を少したらして、スポンジで洗う。
鍋に入る大きさのものはお湯につけてからスポンジでひとなでするとツルッと汚れが取れるまでになる。

余談だが、撤収日の朝にまで炭火をおこすのは片付けが面倒だと思われる方もいると思うが、火消しツボを使えば火は30分程度で鎮火し、車に積むことが出来るまでに冷める。
幕の撤収作業でもやっていれば、火消しツボは冷めてくれるのだ。

※山猫はキャンプに来たら、やっぱり炭火をおこしたい方なので、色々意見はあると思いますが、好きにさせて下さいと思っていますm(_ _)m



洗ったものはコールマンのシンクバケツへ突っ込んでいく。
※このバケツは既に中が破れていて水漏れするので、今は食器運び用にしか使えませんが(^_^;)

ここまでで、食器や鍋の汚れは取れて、洗剤の泡が付いているだけの状態まで持って行けた事になる。


そしてこの作業のポイントは、

チェアに座ったまま、自分のサイトでのんびりやれることだ


「ふむ。これは確かに楽だね」

と半信半疑で山猫を横目で見ていたママにも好評のようだった。

だがちなみに、
「ちまちまちまちま、何をやってるのかと思ったら、こんなこと考えてたんだねぇ」とも言われる。

「キャンプ場の洗い場で、他のキャンパーさんに気を使う事もなく、のんびりゆっくりマイペースで洗い物ができるだろ」と言ってみたが、

「ちま男くんがいいなら、それでいいんじゃない」とお言葉を頂く。

どうやらお墨付きを頂いたようだ…


③ゆすぐ

次は洗った食器をゆすぐ作業だ。

水場が近ければ、バケツごと持って行ってゆすぐ。
水で流して行くだけなので、あっという間に作業は終わる。

水場が遠ければ、自分のサイトでジャグの水でゆすぐ(大概今はサイトでやっています)。

そして、この時点では食器や鍋に洗剤の泡くらいしかついていないので、シンクに自分の家の生ゴミを撒き散らすこともない。



洗ったものは画像のようにBBQの網に乗せておいたり、テーブルの上にキッチンペーパーを敷き詰めておき、そこに置いている。

あとは乾燥させるか、軽く拭いて収納するだけである。

※もちろんこれらのオペレーションは応急処置と捉えているので、山猫はうちに帰ってから再度洗っています。


④汚水の処理

最後に汚水の処理だ。


※2015.9月 道志の森にて


キッチンペーパーで拭きとれなかった汚れは、洗浄後に大鍋の中に生ゴミとして溶け出している。

この汚水を水場にそのまま捨ててしまうと、キャンプ場のシンクには生ゴミが溜まり、シンクは水たまりと化すことになる。

よって山猫は、100均のザルに三角コーナー用の生ゴミ受けネットをかぶせたもので濾過して、生ゴミをキャッチする作戦を取っている。

上の画像のように、ネットに最後の生ゴミをキャッチした状態で、ジャグの水受けバケツに汚水だけを残す。

そしてネットはゴミ袋へ投げ入れ、最後に汚水を水場に流しに行って終了だ。


以上が山猫的洗い物オペレーションの概要だが、最大のポイントは、

水場に行っても、水を汲むか汚水を流すくらいで、ほとんど作業はない

という点だ。


これでもう、山猫の腰はキャンプ場のシンクで悲鳴を上げずに済むはずなのだ!



さらに加えて、シーズンに入ったキャンプ場の水場は生ゴミが詰まって汚水がたまり、とてもそこで自分の家の食器を洗う気は起きないまでの状態になっている事が多い。

来た時よりも美しくをモットーにしたキャンパーを目指してきたものの、

キャンプに行く度に毎回、人が汚したシンクの生ゴミを掃除するまでの趣味は、山猫にはない

※ええ、やはり山猫は人間が小さいのですm(_ _)m(お気を悪くされた方、すいません(>_<)

なのでもう、出来るだけ水場には行かない。
行ったら汚水は流させてもらうけれど、生ゴミなどは残さない、ということだけは心がけています。

ええ、キャンプシーズンの水場は山猫にとって近づきたくない場所No.1なのです(>_<)



最後に自分の小ささを露呈しつつも、同じ問題に直面している方がいたら、ささやかながらも解決のヒントになれば幸いである。

※あ、もっとこうした方が楽だよ、などあったら教えてくださいm(_ _)m



〜おまけ〜


この春の合同キャンプでは、子供たちのカレーだけでなく、Flagママさんのおもてなしを思い切り受けてしまった。

絶品アヒージョにタケノコの炭火焼にローストチキンなどなど。

※我家からはポリポリスナックだけでしたが、ほんとすいません(^_^;)


※Flagさんの膝に乗って甘えるゆなちゃん♥︎


そして夜の焚火では、高校生のゆなちゃんも交えて、楽しい話しが出来た。

この嬉しそうなFlagさんの写真を載せたい為だけのおまけw

終始Flag三姉妹にからかわれているお父さんの姿を見させてもらいながら、

「いい村は女が元気だと聞いています」

と話していたアシタカ(映画 もののけ姫より)の台詞を思い出しながら、幸せな気分にさせてもらっていた山猫だった。



おわり…





この記事へのコメント
こんばんは

確かにキャンプ場の洗い場は少し低いですよね。
「これも鍛錬!」って気合だけでやってました。
しかし、片付けが楽な料理と言うことでインスタントカップラーメンやコンビニ弁当で済ませてた時もありました。

山猫的汚水オペレーション、うまいこと考えましたね!
私もマネさせて下さいね。
Posted by ※※の見習い※※の見習い at 2015年09月15日 17:27
こんばんは〜

洗い物に小枝??で最後まで読んでしまいました(笑

うちは汚れをトイレットペーパーで拭き取り、洗い場かなぁ
一泊なら持って帰って洗えばと思うけど、カミさんは洗って帰ります

キャンプ場によっては、備え付けの脂が落ちない洗剤を使えとかありますよね
Posted by kazuura at 2015年09月15日 20:25
こんばんは^^

実はキャンプでカレーを1度も作ったことがありません。

理由は後片付けが面倒だからです(笑)


最近はダッチばかりを使ってますが、これも後片付けが楽という理由だけです(笑)

生ごみネットは必需品ですね!
キャンプ用品の中に入ってないのが不思議です。
Posted by tyamisantyamisan at 2015年09月15日 20:42
こんばんわ!
女が元気な家族の 下僕でーす(--;)
ちなみに、かなりの ちま男でもあります…。

森では 散歩に出掛けていて、全貌が分からなかったですが、
「洗い物をゆすいできますね」と、
満面の勝ち顔で去っていった意味が
良~く分かりました‼ 今更でスミマセン(^-^ゞ

確かにあのカレーの洗い物から受ける腰へのダメージは
凄まじくて 私も強烈な思い出になってます‼
サイトでのお湯付けは、真似しようと思いました(^^)v



ゆなちゃんの お尻は 骨骨しくて 固くて痛いですが、
とても嬉しそうな…私がなんだか恥ずかしいですね_(^^;)

ちなみに先程 調子に乗って
お風呂に誘ったら 家庭内が静寂に包まれました(-o-;)
Posted by Flag at 2015年09月15日 21:03
見習いさん

やっぱり登山やる方は食器にサランラップ巻いて使うとかなんですかね。
水場なんて無いのが普通そうですもんねぇ。

サランラップ作戦なら、さらに水場には行かなくて済みそうですが、雰囲気的にやるかどうかは即断できないでいますw

彼女と幕の横でのんびり手分けして洗い物、よかったら試してみてください(^^)
幸せオーラ出過ぎで、そのレポは私は直視出来ないかも知れないけどw
Posted by 山猫山猫 at 2015年09月15日 22:00
かずうらさん

ちゃんと技になってるでしょうw
ビビってタイトル見直しちゃいましたよ。

そちらは洗い場が湖になってることはあまりないですか?

うちは今年、洗い場のハズレ年なのか、生ゴミがプカプカ浮いてる湖状態に多々遭遇してまして…

ヘキサの下なら洗い物も楽しいものです(^^)
Posted by 山猫山猫 at 2015年09月15日 22:05
tyamisanさん

ほんとにそうですよね〜
生ゴミネットをキャンプコーナーのもっと目立つ所に陳列して欲しいです(^_^;)

師匠に告白するのは勇気がいりましたが、私、洗い場を掃除する心が折れてしまいました(>_<)

自分も使わせてもらってるからとか、すぐに終わる作業だからと言い聞かせてた時もありましたが、ほんとにもう嫌になっちゃって…
すいませんm(_ _)m 見なかった振りをさせてください(>_<)

このオペレーションはのんびりやれるので貸切状態のキャンプ場でも今はやってます(^^)
カレーの時はルーを完食後、その鍋でお湯をつくってじゃぶじゃぶいってます、結構ワイルドですw
Posted by 山猫山猫 at 2015年09月15日 22:19
Flagさん

え?今でもお風呂に誘えば娘たちは喜んでOKと、確か自信満々に語っていたような…って、それはヤバイですよねww
せめてデュオキャンプで(^^)

森での私のオペレーションを華麗にスルーして散歩に行ってましたよねーw
でもガッツリ料理してくれたFlagさんは、いったいいつ後片付けをしたんだろうって思うほど、テーブルの上は乱れなかったですね…
内緒のオペレーションがきっとあるんでしょう(タンジェント使った方法で)

ちま男同士、今度こっそり教えてくださいね(^^)
Posted by 山猫山猫 at 2015年09月15日 22:27
こんばんは〜(*´∀`)

対抗心イラストありがとうございます。
グキッと曲がって描かれたイラストの腰と、赤字で強調された「腰!」の文字がお二人のご苦労ぶりをあらわしてますね(笑)辛そうです。

オンシーズンの炊事場に近寄りたくない感じすごくわかります!自分の持って行った、洗う前の食器さえ置くのを迷ってしまいますよね。臭う時もあるし…。
ちま男と呼ばれようとも見事なオペレーションシステムの構築おめでとうございます。
私もマネしてみようと思います(人'w'●)
Posted by まいんちゅまいんちゅ at 2015年09月16日 02:26
遅くなりましたが、おかえりなさい山猫さん。

という私もほぼ更新しておらず休止状態のようなものですが。

それでも先日は西湖に行ってきたので山猫さんの西湖、サイコーというお言葉お借りしちゃいましたm(._.)m

洗い物ですが寒い時はお湯を沸かしたりしますがそうじゃない時はさっとで済ませてしまいます。

なかなか落ちない肉の脂やお米のこげなどは調味料だと思うことにしましたw

それで面倒ですが帰宅してから洗い直してきました。

けど連泊となるとさすがに汚れが気になってはいたので山猫さんの洗い物オペレーション参考にさせて貰いますね。
Posted by NatsutomoNatsutomo at 2015年09月16日 02:44
>シーズンに入ったキャンプ場の水場は生ゴミが詰まって汚水がたまり、とてもそこで自分の家の食器を洗う気は起きないまでの状態になっている事が多い。

スゴくわかります。
新聞紙やキッチンペーパーで拭き取ればそんなことはないのに。
自分が洗う場所だけきれいにしておいても次に使うときにプカプカで初の夏キャンプ体験はオンシーズンはあまりいきたくないでした。
でもこういう風に考えると楽しいですね

Flagさんの娘さん高校生なのにキャンプ来てくれるんですね。
うちも娘とそうなれたら。
Posted by itau26itau26 at 2015年09月16日 08:38
まいんちゅさん

すみません、つい出来心でイラスト対抗してみました(^_^;)

そーなんですよ、この腰の曲がり具合を表現するのが大変で…ってすみません、一筆書きで仕上げましたw
まいんちゅさんをイラストの師匠として精進させてもらいます!

水場の恐怖やっぱりありますよね。
人によっては、ちまちまサイトで洗い物するより水場でうおー!って終わらす方がいい人もいそうですけど、1度のんびりやってみてくださいませ(^^)
人見知りの私は、すごく落ち着いてやれます(^_^;)
Posted by 山猫山猫 at 2015年09月16日 21:10
Natsutomoさん

ご無沙汰しております!

お互い長いこと放置してましたよねーw
でもNatsutomoさんもキャンプは続けてるようで、安心いたしました。

で、こびりついた汚れは調味料って…
ワイルドですねーw

あ、あと西湖サイコーはナチュラムブロガーの先輩方初め多くの方が叫んでこられた定番だと思うので、決して私ごときのオリジナルではないですからね(^_^;)

また私もお邪魔しにいきますね〜
Posted by 山猫山猫 at 2015年09月16日 21:15
itauさん

やっぱり夏は水場が荒れますよね(^_^;)
そういう私も、キャンプ始めた頃にかみさんに教えて貰わなかったら、今も平気でやってるかも知れないんですけどね。

誰かに注意されたらイラっとしちゃう人もいるだろうし、どうにか多くのキャンパーの方が気づいてくれると良い問題ですよね〜

Flagさんは私の中では、ファミキャンレポを書かせたら現在右に出る者のいないほどの家族LOVEなお父さんなんですよ。
優しさに包まれながら、時にどーしようもない感じで笑わせてくれるので、ぜひ1度お読みになることをお勧めしますよ(^^)
Posted by 山猫山猫 at 2015年09月16日 21:23
おはようございます

なかなか考えておられますなぁ
確かにサイトで気にせず出来るのはいいです

夏場は洗い場見るのがイヤですもんね

今度やってみようって言うか我が家はママ&娘が
洗いに行ってるんでどうしてるのかわからんなぁ?
Posted by ズボラパパ at 2015年09月17日 08:44
ズボラパパさん

ええ、ちまちまとこんなことを考えてましたw

半年間、音信不通にしてた割に成果はこれ?とか思われたかな^^;
いや、きっと誰かの役に立つ小技だと信じてますよ!

パパさんも腰はかなりやばいとお聞きしてるので、洗い場へ行くのは極力控えたほうがいいかも知れませんよ~^^
Posted by 山猫山猫 at 2015年09月17日 22:07
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【小技】キャンプでの洗い物オペレーション
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