2014年09月23日
上野沼やすらぎの里#1 やすらぎのキャンプと鬼上司の巻
2014.9月 ファミリーキャンプ1泊
茨城県 上野沼やすらぎの里
子供の運動会の代休を利用して、山猫ファミリー3年目のキャンプが始まりました!
茨城県 上野沼やすらぎの里
子供の運動会の代休を利用して、山猫ファミリー3年目のキャンプが始まりました!
「もう、ダラダラするだけの連休はイヤ!」
今回のキャンプは山猫ママのこの一言で始まった。
2014年9月の山猫ファミリーは、猫娘の七五三撮影、息子猫の誕生日とイベントが重なり、キャンプの予定はなしのはずだったのだ。
七五三の撮影は、それなりのテントが買えるくらいにお金がかかる。
また小6になった息子猫がリクエストする誕生日プレゼントはどんなものなのか皆目見当もつかない。
庶民である山猫ファミリーにとっては、これらの莫大な出費によって、9月のキャンプは断念もやむを得ないという状況が濃厚だった。
だが節約モードが限界に達したママは完全に壊れ始め、冒頭の一言を発した後に、
「軽井沢方面とか伊豆方面とか、どうせ行くならそういうリゾートな地域がいい」
と言い出した。
「軽井沢でも伊豆でもどちらでもいいけど、君がイメージしているキャンプ場はどこも1泊¥7,000とか¥8,000とかするよ…? 俺が言うのもなんだけど、大丈夫かな(^_^;)」
と家計に気を使う山猫。
山猫はお小遣いをもらう立場なので、家計の状況がよく分かっていないし、よく知ろうとも思っていないのだ…
「はぁ?キャンプの1泊が¥7,000? 外で寝るだけでしょう! どんだけ素敵な1泊だか知らないけどうちは行かないね もう出来るだけお手軽に行けて安いところでいい」
選ばれたのは茨城県の上野沼やすらぎの里。
電源なしなら1泊¥2,100で行けるお得なキャンプ場で、山猫が昨年からチェックしていた場所だ。
※10月から料金は少しだけ変更になるようです(要確認)。
そして、
「今回のキャンプは1万円以内で済ますからね!」
という山猫ママの節約宣言を聞きながら出発だ…
高速を使い約2時間で到着。
サイトは事前に調べてきた通り7×7mほどで小さめである。
※とても参考になったTORI PAPAさんの施設紹介をご参考にしてください。
我家が選んだのは景観を考えて第3サイトの12番。
木に囲まれたサイトは涼しく、まさに天然のタープ状態で木漏れ日がとても気持ちいい。
今回の節約キャンプの実現のため、昼ご飯はキャンプ場のBBQ広場で持参したおにぎりだ。
近場のスーパーを教わり買出しの後、大人はようやくビールで休憩、子供たちはお菓子タイム。
まだだ!まだ設営はしないよ!
最近の山猫キャンプは、到着したらまずはビールで休憩のこのパターンが定着だ。
設営の前にキャンプ場の空気を読み、サイトレイアウトをゆっくりじっくりと検討する。
子供たちが拾い集めたドングリ(山猫ママ撮影)。
天気も良く風も気持ちいいそよ風。
気温は24℃でとても過ごしやすい。
さて、小さなサイトでの設営開始だ。
マスター4Sは前室まで張るとおよそ4.8mの長さになるので、事前のシミュレーションではヘキサは張れないものと思ってきた。
キャノピーまで張ると、張り綱のスペースも含めて6m近いスペースをとる。
「ヘキサを張るには8m以上のスペースがいるんだ、今日はテントだけにしようか」
とママに話してみるが、
「・・・・・え?」
と横目で睨まれただけで終わった…
「雨の予報もないし、木漏れ日もあるし、ここはオープンタープはいらないよ」
と粘ってみるが、
「せっかくだから張ってみたら」
と冷静に告げられる。
それはまるで会社の上司に、出来ない言い訳なんか聞いてないんだよ、どうやったら出来るのか考えて動くのがお前の仕事じゃねえか、バカもやすみ休みに言えよ、と言われているかのような、そんな錯覚を山猫に感じさせた。
仕方なく山猫は、ヘキサを連結させて張る。
10m未満の区画サイトでは結局連結が必要なのだ、これもいい練習になった。
メインロープを張り出す位置が狭くなるので、メインポールを通常の240cmから180cmへと短縮させた。
※画像は翌朝のものです
リビングは天井が低くなり、少し屈んで移動する必要があるが、
「メインロープを長く使えないから、ヘキサの強度を考えたら低くするしかないな、これでいい?」
とママに聞いてみる。
鬼上司は山猫の方を見ることもせず、チェアに踏ん反り返ったまま、1度ニヤリと笑っただけだった。
きっと、まぁこんなもんかなと思って頂けたのだろう…
木漏れ日の中、設営完了!
7m四方のサイトでドーム&ヘキサの連結が出来たのは、山猫にとって大きな収穫だった。
ヘキサを張ったのでテントの前室フラップは巻き上げ、リビングは2.5×3m程度のスペースを確保している。
その後、ふぁ、ファニチャーも設営。
今回のキャンプから、コンフォートマスター バンブーサイドテーブルも加入した。
節約キャンプをしている癖に何故ニューギアの投入かと言えば、テントやタープを買ってきたCOCのポイントが貯まっていたので、オールポイント使用で入手したのは言うまでもない。
晴れ渡った暖かなこの日は、我家のレギュラーレイアウトであるSMO(シチリン・マンナカニ・オイテミタ)を発動だ。
※ちなみに煙草もリストラでゆうにんさんとお揃いの銘柄で節約w
また今回は設営開始からの時間を計ってみた。
決してタイムアタックではないが、設営にどの程度の時間がかかるのかを把握しておくのは、今後のキャンプ段取りに有効だろう。
シュラフやマット、ファニチャーまでのすべての設営に約1時間半。
これが遅いのか早いのかは分からないが、自分は設営にこの程度の時間が必要だと把握出来れば良いのだ。
※テントの中から山猫ママ’s eye
設営の後はキャンプ場にある広場で水風船バトル開始。
水風船を2つずつ持って、走り回る敵にぶつけるというだけのルールである。
運動会が終わったばかりの子供たちは全開で駆け回り、山猫も何年か振りに全力疾走。
2日後に激しい筋肉痛に襲われたのは言うまでもない…
その後、上野沼に沈んでいく夕日を見ながら、猫娘と散歩。
気づくと、張り詰めていた頭の中はゆったりとした精神状態に戻り、疲れ切っていた身体はとても軽くなっていた。
「いいところじゃないか…」
そうつぶやきながら、湖畔の遊歩道を猫娘と散歩する山猫だった。
夕飯につづく…
今回のキャンプは山猫ママのこの一言で始まった。
2014年9月の山猫ファミリーは、猫娘の七五三撮影、息子猫の誕生日とイベントが重なり、キャンプの予定はなしのはずだったのだ。
七五三の撮影は、それなりのテントが買えるくらいにお金がかかる。
また小6になった息子猫がリクエストする誕生日プレゼントはどんなものなのか皆目見当もつかない。
庶民である山猫ファミリーにとっては、これらの莫大な出費によって、9月のキャンプは断念もやむを得ないという状況が濃厚だった。
だが節約モードが限界に達したママは完全に壊れ始め、冒頭の一言を発した後に、
「軽井沢方面とか伊豆方面とか、どうせ行くならそういうリゾートな地域がいい」
と言い出した。
「軽井沢でも伊豆でもどちらでもいいけど、君がイメージしているキャンプ場はどこも1泊¥7,000とか¥8,000とかするよ…? 俺が言うのもなんだけど、大丈夫かな(^_^;)」
と家計に気を使う山猫。
山猫はお小遣いをもらう立場なので、家計の状況がよく分かっていないし、よく知ろうとも思っていないのだ…
「はぁ?キャンプの1泊が¥7,000? 外で寝るだけでしょう! どんだけ素敵な1泊だか知らないけどうちは行かないね もう出来るだけお手軽に行けて安いところでいい」
選ばれたのは茨城県の上野沼やすらぎの里。
電源なしなら1泊¥2,100で行けるお得なキャンプ場で、山猫が昨年からチェックしていた場所だ。
※10月から料金は少しだけ変更になるようです(要確認)。
そして、
「今回のキャンプは1万円以内で済ますからね!」
という山猫ママの節約宣言を聞きながら出発だ…
高速を使い約2時間で到着。
サイトは事前に調べてきた通り7×7mほどで小さめである。
※とても参考になったTORI PAPAさんの施設紹介をご参考にしてください。
我家が選んだのは景観を考えて第3サイトの12番。
木に囲まれたサイトは涼しく、まさに天然のタープ状態で木漏れ日がとても気持ちいい。
今回の節約キャンプの実現のため、昼ご飯はキャンプ場のBBQ広場で持参したおにぎりだ。
近場のスーパーを教わり買出しの後、大人はようやくビールで休憩、子供たちはお菓子タイム。
まだだ!まだ設営はしないよ!
最近の山猫キャンプは、到着したらまずはビールで休憩のこのパターンが定着だ。
設営の前にキャンプ場の空気を読み、サイトレイアウトをゆっくりじっくりと検討する。
子供たちが拾い集めたドングリ(山猫ママ撮影)。
天気も良く風も気持ちいいそよ風。
気温は24℃でとても過ごしやすい。
さて、小さなサイトでの設営開始だ。
マスター4Sは前室まで張るとおよそ4.8mの長さになるので、事前のシミュレーションではヘキサは張れないものと思ってきた。
キャノピーまで張ると、張り綱のスペースも含めて6m近いスペースをとる。
「ヘキサを張るには8m以上のスペースがいるんだ、今日はテントだけにしようか」
とママに話してみるが、
「・・・・・え?」
と横目で睨まれただけで終わった…
「雨の予報もないし、木漏れ日もあるし、ここはオープンタープはいらないよ」
と粘ってみるが、
「せっかくだから張ってみたら」
と冷静に告げられる。
それはまるで会社の上司に、出来ない言い訳なんか聞いてないんだよ、どうやったら出来るのか考えて動くのがお前の仕事じゃねえか、バカもやすみ休みに言えよ、と言われているかのような、そんな錯覚を山猫に感じさせた。
仕方なく山猫は、ヘキサを連結させて張る。
10m未満の区画サイトでは結局連結が必要なのだ、これもいい練習になった。
メインロープを張り出す位置が狭くなるので、メインポールを通常の240cmから180cmへと短縮させた。
※画像は翌朝のものです
リビングは天井が低くなり、少し屈んで移動する必要があるが、
「メインロープを長く使えないから、ヘキサの強度を考えたら低くするしかないな、これでいい?」
とママに聞いてみる。
鬼上司は山猫の方を見ることもせず、チェアに踏ん反り返ったまま、1度ニヤリと笑っただけだった。
きっと、まぁこんなもんかなと思って頂けたのだろう…
木漏れ日の中、設営完了!
7m四方のサイトでドーム&ヘキサの連結が出来たのは、山猫にとって大きな収穫だった。
ヘキサを張ったのでテントの前室フラップは巻き上げ、リビングは2.5×3m程度のスペースを確保している。
その後、ふぁ、ファニチャーも設営。
今回のキャンプから、コンフォートマスター バンブーサイドテーブルも加入した。
節約キャンプをしている癖に何故ニューギアの投入かと言えば、テントやタープを買ってきたCOCのポイントが貯まっていたので、オールポイント使用で入手したのは言うまでもない。
晴れ渡った暖かなこの日は、我家のレギュラーレイアウトであるSMO(シチリン・マンナカニ・オイテミタ)を発動だ。
※ちなみに煙草もリストラでゆうにんさんとお揃いの銘柄で節約w
また今回は設営開始からの時間を計ってみた。
決してタイムアタックではないが、設営にどの程度の時間がかかるのかを把握しておくのは、今後のキャンプ段取りに有効だろう。
シュラフやマット、ファニチャーまでのすべての設営に約1時間半。
これが遅いのか早いのかは分からないが、自分は設営にこの程度の時間が必要だと把握出来れば良いのだ。
※テントの中から山猫ママ’s eye
設営の後はキャンプ場にある広場で水風船バトル開始。
水風船を2つずつ持って、走り回る敵にぶつけるというだけのルールである。
運動会が終わったばかりの子供たちは全開で駆け回り、山猫も何年か振りに全力疾走。
2日後に激しい筋肉痛に襲われたのは言うまでもない…
その後、上野沼に沈んでいく夕日を見ながら、猫娘と散歩。
気づくと、張り詰めていた頭の中はゆったりとした精神状態に戻り、疲れ切っていた身体はとても軽くなっていた。
「いいところじゃないか…」
そうつぶやきながら、湖畔の遊歩道を猫娘と散歩する山猫だった。
夕飯につづく…
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